一年中、親子のための遊びの学校。湘南・逗子「古民家100sai」で過ごす親子の時間。

湘南・逗子桜山の秘密基地を拠点とし、親子の本気遊びを軸に活動する「原っぱ大学」。新たなフィールドとして千葉・柏の「かわせみキャンパス」が加わり、手作りイカダで沼を渡る「セイシュンキャンプ」や、巨大ピタゴラス装置を作って遊ぶ「リトルコース」など、ますます内容が充実しています。

今回は、逗子駅から徒歩10分のところにある、原っぱ大学リトルコース(平日)のもう一つの活動拠点「古民家100sai」をご紹介します。

築100年以上の「古民家100sai」で、大家族のようにくつろごう。

まるで田舎のおばあちゃんちに来たかのようなノスタルジーに浸れる古民家100saiは築100年以上の建物。32畳の大広間や縁側、庭や畑などをはじめ、屋根裏に台所、そしてお風呂も備わっています。

受付を済ませると、子どもたちはすぐさま大広間へ。部屋中に所狭しと敷き詰められた段ボールで、大人も子どもも本気で創作遊びを楽しみます。誰がスタッフで、誰と誰が親子かが分からないほど、縦横斜めに入り混じった人間関係があたたかい原っぱ大学。初対面の筆者にもグイグイ絡んでくれる子どもたちの人懐っこさが印象的でした。

  • ▲ ガラガラとドアを引くと、原っぱ大学スタッフが笑顔で迎えてくれます

  • ▲ 圧巻の段ボール迷路。大人と子どもの合作です

普段は、逗子の山中「村や」のフィールドで過ごす子どもたち。雨の日は古民家100saiに集結し、様々な創作遊びを楽しみます。ここでは、親も子どももみんなアーティスト。段ボールを使って、迷路、おうち、ロボット、シーソーなど、自由な発想でユニークな作品が続々と誕生しました。

子育ての常識を覆す原っぱ大学では、本格的な大人用の道具を子どもたちが自在に操ります。ここ古民家100saiでは段ボールカッターを使って勇猛果敢に創作するなど、普段ではあり得ない光景に驚かされることでしょう。

  • ▲ 段ボールカッターを使って真剣に創作するスタッフと興味津々の子どもたち

  • ▲ 「ばー!」お次は、どの窓から顔を出してくれるかな

  • ▲ 大冒険が始まりそうな予感! 筆者も30年ぶり?に段ボール迷路へ

核家族化が進む近年、大家族や親戚などでご飯を食べる機会が減っていますが、原っぱ大学ではみんなで一緒にいただきます。原っぱ大学ではお弁当を持参する必要がなく、食材にこだわった出来立ての「お母さんの味」を堪能できます。

お料理バンチョーの秋山綾さんが鍋で炊いたご飯で作ったおにぎりや、旬の三浦野菜たっぷりの味噌汁を大勢でワイワイ食べることで、苦手なものを食べられるようになる子もいるのだとか。親子で心もお腹も満たされて大満足!

  • ▲ 旬の三浦野菜を使った冬瓜とカボチャの味噌汁

  • ▲ 炊飯器ではなく、鍋で炊いたごはんで握ったおにぎり

  • ▲ 原っぱ大学お料理バンチョーを務める「おひさまクッキング」主宰の秋山綾さん。なんと5児のママ

「みんなで迷惑をかけ合おう!」が合言葉。子どもを取り巻く、理想的なコミュニティがここに。

注目すべきは、原っぱ大学スタッフの親や子どもたちへの接し方。2児のママである山田泰子エンチョーの合言葉は、「みんなで迷惑をかけ合おう!」。この言葉が親の心をほぐし、周りの目を気にしすぎることなく、肩の力を抜いて親子でのびのびと過ごせます。

たとえ小競り合いが起きたとしても、スタッフは無理に止めたりしません。子どもたちの心に寄り添い、見守り、自らで解決できるようにあたたかく見守ります。スタッフと参加者がみんなで創る、理想的なコミュニティがここにはあるのです。

大人と子どもが思いっきり「遊ぶ」がキーワードの原っぱ大学。何事においても、成果や答えを求めてしまう大人と、「ダメ!」「危ない!」と、大人が決めたルールの中で過ごす子ども。子育ての凝り固まった常識を一つ一つ取っ払うことを大切にしています。

失敗してもいい。成果が出なくてもいい。みんな同じでなくていい。大人と子どもが気負わないで過ごせる場所、原っぱ大学。自分を認め、他を認め、本能の赴くままに遊ぶ親子が笑顔で迎えてくれるでしょう。限られた「親子時間」を、価値のある親子の遊び・学び場で過ごしませんか。

  • ▲ 段ボールのキャンバスにお絵かき。みんな好きなことをして自由に過ごします

  • ▲ ドラマチックなお片付けタイム! 迷路を壊すのを楽しむ子もいれば、泣く子も

  • ▲原っぱ大学「ガクチョー」の塚越暁さん(HARAPPA株式会社代表取締役)。自らも“本気”で遊びます

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