築100年・葉山の古民家をリノベーション! 一棟貸しの宿「港の灯り」と「ANCHORS CAFE」。

湘南が誇るリゾート地、葉山。東京から1時間、山と海に囲まれた美しい自然、多くの文化財、洗練された個性的なお店が点在するなど、多彩な魅力に溢れる葉山。

海岸線207号線沿い、一色海岸と森戸海岸の間にある真名瀬(しんなせ)海岸に誕生した、心を休める葉山の休日におすすめの新スポット「港の灯り」と、併設のコーヒースタンド「ANCHORS CAFE(アンカーズカフェ)」をご紹介します。

  • ▲ 目の前に広がる海のパノラマ、真名瀬海岸

  • ▲ CMで話題に。レトロな雰囲気漂う「真名瀬停留所」

  • ▲ 葉山の総鎮守「森戸神社」では、波音を感じながら神前結婚式が挙げられます

歴史ある漁師の家を蘇らせ、観光客と地元住民がつながる拠点に。

稲村ヶ崎の干物カフェ「ヨリドコロ」チームが手掛ける古民家再生プロジェクト第二弾として、一棟貸しの宿「港の灯り」とコーヒースタンド「ANCHORS CAFE」が924日にオープンしました。

ブランドコンセプトは「ただいまと言える場所」。安心して過ごせる宿を目指し、話題の民泊ではなく、正式に「旅館業法」を取得。クラウドファンディング「CAMPFIRE」で資金調達をするなど多くの方の支援や協力によって、築100年の漁師の家が蘇りました。

  • ▲ 真名瀬海岸の新名所「港の灯り」と「ANCHORS CAFE」

「何もしない贅沢がここにあります」と語ってくださったのが、チーム・ヨリドコロ代表の恵武志さん。旅に関わる仕事がしたいと熱望し、2020年の東京オリンピック開催決定がキッカケで事業を始めたそうです。

旅に関わる情報発信の場所として、稲村ヶ崎に干物カフェ「ヨリドコロ」をオープン。今では多数のメディアで取り上げられ、話題沸騰の人気店になりました。なお、港の灯りに宿泊すると、ヨリドコロ特製の朝ごはん(干物定食)をいただけます。

  • ▲ 庭からみた母屋(宿)。奥にある「離れ」がコーヒースタンド

  • ▲ 稲村ヶ崎の干物カフェ「ヨリドコロ」チームの皆さん。レセプションパーティーにて (Photo by Miki Megumi)

「ただいまと言える場所」。心から安堵する特別な空間。

「ただいまと言える場所」がブランドコンセプトということもあって、日本情緒が溢れる港の灯りは室内のどこを見渡しても温もりが伝わってきます。 漁師さんが育んできた漁文化や歴史だけでなく、生活感や息づかいも感じられます。

「漁師さんが漁を終えて帰る途中、鳥居の先にこの家が見えます。帰宅した際に漁師さんが感じた“ホッとした気持ち”。そのあたたかい気持ちをお客様にも感じてほしい。ただいまと、心から安堵するするような特別な空間にしたいです。」と恵さん。

  • ▲ 12畳の大広間。古民家ウェディング、3世代でのステイなど、使い方はあなた次第

  • ▲ 庭から出土された魚桶。玄関に大切に飾られています

  • ▲ 縁側から差し込む光、こだわりの照明器具が室内をあたかかく照らします

  • ▲ 縁側から続く長い廊下。日本情緒が感じられますね

  • ▲ 洗面台やお風呂には「MARKS & WEB」のアメニティが充実

日々の喧騒から離れて、唯一無二の空間へ。自慢の「縁側」と「月見テラス」。

港の灯りには、2辺に亘り、長く続く縁側があります。自然の木が持つ表情をいかすために床に塗った柿渋。自然由来の塗料が時間をかけて、良い風合いを醸し出しています。縁側に座り、海や庭の四季折々の自然に癒されながら、大切な人との団らんや読書など、日々の喧騒を忘れて寛げる特別な時間が過ごせます。

離れの階段を上ると、小さなデッキがあります。屋根上の梯子を上ると、目の前には真名瀬海岸の絶景パノラマが広がり、SUP(スタンドアップ・パドル)、ヨット、シーカヤックを楽しむ人で賑わう沖の岩礁地帯「名島」や、葉山灯台などが見えます。周辺の海は透明度が高く、熱帯魚も見えるのだとか。天気の良い日には美しい富士山を楽しむこともできます。 

夏になると、空を色鮮やかに彩る『葉山花火大会』の特等席に(要予約)。日本の夏の風物詩、月や星空までも独り占めできる月見テラスで過ごす時間は、訪れた人にとってかけがえのない思い出となるでしょう。

  • ▲ 港の灯り自慢の縁側。海やお庭の移り変わる四季の様子が楽しめます

  • ▲ 葉山花火大会の特等席!「月見テラス」

港の灯りに併設するコーヒースタンド「ANCHORS CAFE」。

「ANCHORS CAFE(アンカーズカフェ)」では、鎌倉で評判の高い「ツバメコーヒー焙煎所」をはじめ、厳選した豆をハンドドリップで淹れています。店頭には、庭から出土されたイカリ、モリ、釣り針などが飾られ、漁師さんの想いや軌跡が大切にされているのが伝わります。 

古き良きものを残し、新しいスタイルと融合する技は、ヨリドコロをリノベーションしたチームならではのもの。「地元の方たちに愛されるコーヒースタンドになってほしい。港の灯りとANCHORS CAFEが、地元の方と観光客をつなぐ拠点になれれば」と恵さん。

  • ▲ 「ANCHORS CAFE」の由来は、もと漁師の家であったことから

  • ▲ 母屋から離れに続く小道を行くと…

  • ▲ 古き良き伝統と、モダンなスタイルが融合した別世界が

様々な出会いに導かれ、まだ見ぬ世界を紡ぐ「チーム・ヨリドコロ」。

ヨリドコロを軌道に乗せて間もなく、このプロジェクトに取り掛かった恵さん。将来の夢は映画祭、キャンプ場を開く等々…まだまだ旅の途中。そのすぐ傍で恵さんを支えるのは、ウェディングプランナーである奥様・実樹さん。日本中を飛び回り、徹底したヒアリングと企画力で、愛と熱意と想像力溢れる、型破りのウェディングに定評があります。

近くに海と森戸神社がある港の灯り。古民家ウェディングや各種パーティー等を希望すれば、実樹さんがきっとあなたの想像を超える「幸せな一日」をプロデュースしてくれるでしょう。

  • ▲ 代表・恵武志さん。奥様の実樹さん(ウェディングプランナー)と一緒に

古民家を再生し、新しいカルチャーを起こす。その魅力を日本だけでなく世界に発信する「チーム・ヨリドコロ」。これからも地元の人と観光客、日本人と外国人をつなぐ“拠点”を創造し、人々をあたたかく迎え、癒し、喜びを与え続けるでしょう。 

様々な人との出会いに導かれ、築き上げた「港の灯り」と「ANCHORS CAFE」。湘南独特の“時間の流れ”の中で、何もしない贅沢を味わいに行きませんか。

  • ▲ ご夫妻の愛犬ムック。熱烈な歓迎をしてくれました

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