【前編】大冒険! 子どもも大人も楽しめる平塚の『やぎ島探検ツアー』に潜入。

茅ヶ崎と平塚の境を流れる相模川。地元の人々からは“馬入川”とも呼ばれるこの川に、大潮の干潮時にしか上陸できない中洲があることをご存知でしょうか?

そんな中洲に上陸できる機会があると知った編集部は、NPO法人 暮らし・つながる森里川海が主催する『やぎ島探検ツアー』にさっそく参加。そこには、湘南の海からも程近いロケーションからは想像できない光景が……!

相模川のほとりに風車が! ワイルドさ満点な隠れスポット・やぎ島への道。

年に一度行われる『やぎ島探検ツアー』。その昔、相模川の中洲でヤギを飼っていたことが名前の由来だといいます。

探検ツアーのスタート地点は、馬入ふれあい公園から程近い場所にある「馬入水辺の楽校」。ポピー畑を少し先に行ったところに、まるで映画に出てきそうな風景が広がっていました。

オーストラリア製の風車は風の力を利用して水を汲み上げる装置。尻尾が黄色いことから「イエローテイル」と呼ばれています。この風車の下に多くのライフジャケットが並べられ、それを子どもたちが着ていました。

しばらくして、子どもから大人まで参加者全員がイエローテイルの下に集合。代表を務める臼井さんのあいさつでツアーがスタートです。

  • ▲ 代表を務める臼井さん。少年時代はガキ大将として、よく相模川で遊んでいたそう

森を抜け、草むらを抜け…やぎ島到着前から泥んこだらけの大冒険!

森を抜け、坂道を下り、背の高い草をかき分けて……文字通りの探検ルートを辿るうちに、ここがどこなのか忘れてしまいそうになりました。

森を抜けた後は、ぬかるんだ地面が我々を待ち受けます。なかなか上手に進めない子どもたちは川に着く前に早くも泥だらけ。

安全確保もしっかりレクチャー。みるみる上達する子どもたち。

やぎ島の端に到着したところで、ライフジャケットの使い方講習がスタート。子どもたちは川の流れを利用して、身の安全を確保する方法を学びます。はじめはバタバタしていた子も、やがてすいすい泳ぎをマスター。なるべく力を抜くというコツを掴んだようです。

泳ぎ方をマスターしたところで、いよいよやぎ島の中へと歩み入ります。続きは後編で……

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