毎年恒例のビール祭り。『オクトーバーフェストKAMAKURA』に潜入してきました！

今年で６回目になる『オクトーバーフェストKAMAKURA 2017』が10月７日（土）・８日（日）に開催されました。このイベントには「鎌麥祭（かんばくさい）」というタイトルが付いており、「10月はみんなで復興支援！ みんなで乾杯！ 鎌麥祭！」を合言葉にみんなでビールを飲んで被災地を応援しよう！ というチャリティーイベントになっています。

今回は筆者もおいしいビールを飲みながら、楽しいイベントをリポートしたいと思います。

目的は地元支援と復興支援。

このイベントの始まりは、閑散期の鎌倉の夜を盛り上げることと、東日本大震災の被災地を支援しようという想いから。鎌倉商工会議所青年部における復興支援のチャリティーイベントとして2012年よりスタートしました。

今なおこの思いは変わらず、継続した被災各地の復興支援を目的としています。収益金も被災各地に災害復興支援金として寄付されるようで、昨年の収益は福島県、熊本県へ寄付されました。

出店ビール会社は、神奈川県から「鎌倉ビール」「箱根ビール」「厚木ビール」「さがみビール」、東北地方からは「いわて蔵ビール」「松島ビール」「猪苗代地ビール」。そして熊本の「不知火海浪漫麦酒」と、今回初参加の「山口萩ビール」です。県内ビールだけでなく、東北と西日本の未知のビールとの出会いに胸が高鳴ります。

いろいろな銘柄のビールが選べて楽しい！ 飲んでおいしい！

ビールチケットを購入して早速味見を開始！ 各銘柄からいろいろな種類のビールが出ていました。ここは全ての銘柄を制覇することで復興支援に繋がる、ということでおいしくいただきます！

まず最初は「箱根ビール」の足柄ヴァイツェンから始めて、「松島ビール」の伊達政宗麦酒、「山口萩ビール」のアルト、「不知火海浪漫麦酒」のカルメン、「厚木ビール」のパイナップルライフ、「さがみビール」のピーチ、「いわて蔵ビール」の山椒エール、「猪苗代地ビール」のピルスナー、地元「鎌倉ビール」のペールエール、最後はサントリーのプレミアムモルツとプレミアムモルツ黒です。 それぞれ特徴がありとてもおいしくいただきました。

ビールだけじゃない！フードもいろいろ楽しめる！

ビールに合うおいしいフードもたくさん揃っています。フードブースは鎌倉で飲食店を構えている店舗を中心に、復興支援団体の店舗もあわせて全部で 20店舗が出店しています。

宮城県の尾浦産牡蠣の蒸焼き、女川産ムール貝の蒸焼きや「鎌倉ハム富岡商会」のハム・ソーセージ盛り合わせ、「肉の石川」のスタミナ焼き、津久井の鎌倉ひきねぎ焼きをいただきました。どれもビールによく合います。全てを食べることはできませんでしたが、 おいしいフードがたくさんあり迷ってしまいました。

聴いて、見て、参加して！イベントステージも盛りだくさん！

「沙乙里」さんの歌や「羽純」さんのヴァイオリン、「小川コータ＆とまそん」や「エクセランド」の歌と、鎌倉にゆかりのあるアーティスト達がイベント会場を非常に盛り上げてくれました。また、「かおかおパンダ」さんのライブペイントには末娘も参加して、とても楽しくお絵描きをしました。

地元イベントは地元人の盛り上がりがとても大事！

今回地元リポーターとして２日間参加しましたが、地元のイベントは地元人がどれだけ関わり、 どれだけ自分事として楽しめるかが成功の秘訣だと改めて痛感しました。

『オクトーバーフェストKAMAKURA 2017』は、目的がはっきりしていてわかりやすく、参加することで被災地や地元の支援となります。鎌倉商工会議所の方々や多くのボランティアの力で楽しく作り上げた 「オクトーバーフェストKAMAKURA 2017 」は、その気持ちが来場者にも波及し、楽しいイベントとなったことで大成功に終わりました。

また、来年開催されるであろう『オクトーバーフェストKAMAKURA 2018』はどんなビールが並び美味しいものが食べられ、イベントが催されるのか今から楽しみです。みんなの笑顔がたくさん見られるこの『オクトーバーフェストKAMAKURA』に乞うご期待！