ランチは、片瀬漁港近くの「江ノ島 小屋」で、究極のどんぶりとして人気の「まかない丼」を食べよう!
小田急線片瀬江ノ島駅から徒歩2分の「江ノ島 小屋」。2005年のオープン以来、新鮮な魚介類を味わえるお店として、観光客はもとより、多くのリピーターが集う人気店です。
お店のある場所はもともと、漁師さんたちの網小屋があったところ。以前は目の前が漁港で、船の発着もここから行われていたそうです。
ところが、港の整備によって漁港自体が南側に移動。この場所はしばらく更地になっていました。そこで、現在のオーナーが地元への恩返しの気持ちで開店。インテリアには、網小屋だったころの梁など、当時のゆかりのあるものを活用しています。
▲ 小屋時代の梁をインテリアに
▲ 店内
料理のテーマはずばり「ハイスペック漁師飯」。まず食べるべきは「まかない丼」!
編集部イチオシは、“究極のどんぶり”として人気の「まかない丼」。
新鮮な魚を吟醸味噌であえたタタキがご飯の上にたっぷり。ごまと醤油の秘伝のタレが食欲をそそります。ご飯は貴重な完全無農薬米をふっくら炊き上げたもの。さらに、中伊豆で採れた本わさび、イズヒカリも添えられています。この逸品でこのお店の人気の秘密、そして底力がわかるはず。
▲ 大人気の「まなかい丼」
また、「ホロホロ丼」は、その名の通り、干物や魚の燻製を細かくほぐし、ご飯の上に乗せたもの。魚の旨味がぎゅっと詰まった、他ではなかなか味わえない丼です。
▲「ホロホロ丼」
▲「お魚のフライ」
▲ ランチメニュー
スタッフ自ら、石川まで足を運び、漁に参加して魚の旨さを見極める。
「当店でお出ししているのは、天下一級品だと思っています。ただの海鮮丼ではなく、超一級品の魚介類を使用して、超一流の状態で提供しています」と広報担当の苅米さんは自負します。
編集部が驚いたのは、上質な魚たちを求めるためスタッフが毎月、石川県七尾市まで足を運んでいること。2014年に内閣総理大臣賞を受賞したという「鹿渡島定置網」による漁法を、地元漁師と一緒に体験。新鮮な魚を確保するだけでなく、そこで見て感じたことや、得た知識をそのままお客さまに提供するという目的もあります。
そして、穫れた魚は現地で神経締めされ、鮮度を保ったままここに運ばれます。小屋で提供される魚の6割がその七尾の鹿渡島定置網より直仕入したものなんだとか。
「母心」をモットーとし、サービスも超一級を目指して。
「小屋」ではサービスの質に対しても一流を極めようとしています。その根底にあるのが「母心」。「お母さんは子育てのために、なんでもやりますよね。そんな母心をお店でも展開しています。最大最善。それをお店の行動指針の頂点としています」。
江ノ島エリアは夏場はもちろんのこと、四季を通じて多くの観光客が集まる場所。そんな中にあって、「江ノ島の中の観光客をターゲットにした飲食店ではなく、ここを選んで良かったね、と言っていただきたいんです」。そのための徹底したサービスや接客を心掛けているそうです。
朝人気の漁師汁定食!
営業は午前8:00からスタート。10:30までの朝食では、魚を骨ごと使用した濃厚な漁師汁をメインとしたお刺身付きの「漁師汁定食」が人気。お昼はさきほども紹介した「まかない丼」「ホロホロ丼」を中心に、旬の新鮮な魚のフライ(取材当日はカマスでした!)、生しらすや釜揚げしらすなども提供しています。
▲ 小屋の朝食で人気の「漁師汁定食」
夜はビールや日本酒などを楽しみながら、居酒屋的な使い方もできます。朝、昼、夜それぞれに違ったテイストを楽しめるもの、ここの魅力です。
漁師汁をスープに使った贅沢極まりないラーメンが登場! モーニングのみ、しかも冬期限定!
SHONAN gardenでは、他に先駆けて特別なお知らせ!!
2016年1月4日から、冬季限定のラーメンが復活することになりました! 魚の旨味が凝縮された漁師汁をベースにしたラーメンで、昨年爆発的な人気を博し、即完売したという幻の一品。それをモーニングの時間(8:00〜10:30)のみで提供されます。
一杯の中には…などが全部入ったという究極のラーメン。詳しくはお店にて! 売り切れる前にぜひ!
※こちらは冬季限定のため、現在はありません。来年のお楽しみ!
ライター情報
SHONAN garden 編集部
海、山に囲まれた日本有数のリゾート・湘南。この地で送るスローライフをより深く、より身近に。地元ならではの目線からあらゆるスポット・イベントなどの情報をみなさまへとお届けいたします。
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