【前編】江ノ島から、あのサンセットスポットまで! のんびり江ノ電ぶらり旅のススメ。

湘南を巡るなら、やっぱり江ノ電で。住宅地を抜け、海際を走り、藤沢〜鎌倉間をおよそ30分掛けてのんびりと進む湘南のアイコンは小旅行のお供にピッタリ。

『SHONAN garden』では、のんびり江ノ電で行くぶらり旅情をご提案。まずは江ノ島〜稲村ヶ崎間のおすすめスポットをご紹介します。

【江ノ島駅】テイクアウトもよし、店内でくつろぐもよし。「ローディーブリュー」で湘南のムードを体感しよう。

江ノ島駅の近くを流れる境川沿いに、アメリカンダイナーを思わせる「LAWDY BREW(ローディーブリュー)」があります。ここはあの人気店の1Fにあるお店。

湘南エリアではよく知られた「DIEGO BY THE RIVER」の1階部分に居を構えるこのお店。開店から17時までの「CAFE time」はコーヒーに合うマフィンなどのスイーツが、そして夜の「BAR time」には美味しいビールのお供にピッタリな各種料理を召し上がれます。

バーキッチンと客席までの距離が近く、地元の人々も訪れるお店なので、このお店に来れば湘南のアットホームな雰囲気を肌で感じることができるかも。また、ぽかぽか陽気の日にはテイクアウトもOKなので、小腹が減ったときにもオススメです。

  • ▲ 外観・内観も湘南らしい雰囲気。あの某テレビ番組でも何回か登場してますね

【江ノ島駅】線路の向こうにある、とっておきのお店。「Café610」で絶品のパスタとデザートを。

江ノ電・江ノ島駅を降りたら、海の方に向かっていくのが一般的。ただ、ここはちょっと趣向を変えて、線路の上を歩いて行きましょう。

……いいえ、見間違いではありません。江ノ島駅すぐそばの踏切は少し変わった形をしていて、線路の上を歩くことが出来るのです。そして、その先にあるのが「Café610」。江ノ電が通るすぐ横という、この辺りでもなかなか珍しいロケーションにあるカフェなのです。

オススメしたいのは、モチモチ自家製麺にソースが良く絡まってとっても美味しい「ミートソーススパゲティ」と、生クリームとチョコレートの2種類の味から選べる「シフォンケーキ」。どちらもシェフのこだわりが詰まった一品です。

  • ▲ 江ノ島駅そばの踏切の線路を渡った先にあります

【腰越駅】材木座の「PIGGY'S KITCHEN」が腰越で食堂として復活!!

もともと鎌倉材木座にあったお店が、4月末に腰越にて復活!! シラスの産地、腰越駅にビンテージアメリカンの匂いがする食堂が、腰越駅から徒歩20秒の場所にオープン。その名は「PIGGY’S KITCHEN」!

お店の内装とは裏腹にメニューはまさに大衆食堂。でも食器は基本的にFIREKINGを使っており、店主曰くアメリカンな新橋系大衆食堂だそうです。ピギーズ名物のシラスのパスタ他、各種定食、なんとラーメンと餃子もあります!

お昼からお酒も飲めてしまう。店主のこんな店があったらいいなぁを形にしました。色々なギャップを楽しんで頂ければと思います。

  • ▲ 鎌倉・材木座時代から人気の「しらすパスタ」

【腰越駅】漁師町の民家風喫茶店で、地元の古き良き空気に溶け込んでみよう。

駅から腰越漁港の方に向かって、裏路地にひっそりと佇む、古き良き日本を感じる民家風喫茶店「腰越珈琲」。

ハンドドリップで丁寧に淹れられる美味しいホットコーヒーは、なんとおかわり自由。しかも常時2〜4種類のコーヒー豆が用意され、おかわりには1杯目とは違う豆から選んでくれます。アイスティーもおかわり可能だそうで、それはひとえに「のんびり、ゆっくりしてほしいから」というオーナー・米田さんの気持ちによるもの。座り心地にこだわったソファは特等席。

こちらのオススメは、ふんわりさくさくのワッフルや、手間ひまを惜しまず作られるカレー。ゆっくりとしたひとときを過ごしたい方はぜひ。

  • ▲ このソファの座り心地の良さがたまりません

【七里ヶ浜駅】波打ち際はすぐそこ! 映画やドラマにも多く登場する七里ガ浜海岸でゆったりムードを味わおう。

1996年に「日本の渚百選」のひとつとして選ばれた七里ガ浜海岸。湘南といえば、ここから江ノ島を眺める景色を思い浮かべる人も多いでしょう。2015年公開の『海街diary』など、七里ヶ浜はしばしば映画やドラマにも登場しているので、予習してから行くとよりテンションが上がるかも?

パーキング内には人気のカフェがあります。「湘南で夕暮れが見たい!」という方は、海と夕陽と江ノ島をいっぺんに味わえるこちらもオススメ!

  • ▲ こんな色の夕陽が見られることも

【稲村ヶ崎駅】江ノ電が真横を通る古民家カフェ「ヨリドコロ」で、上質な干物を食してみませんか?

江ノ島電鉄の稲村ケ崎駅から徒歩2分。海へは徒歩3分、稲村温泉へも3分、しかも、目の前には江ノ電の線路があって、店舗スレスレを江ノ電が 走る! さらに列車のすれ違いポイントでもあり、停車中の車両をたっぷりと眺めることもできます。そんな斬新なロケーションに負けない「味」と「想い」がここにはあります。

TVや多くの雑誌に紹介されて瞬く間に大人気のカフェとなった「ヨリドコロ」は、朝7時からオープンし、朝食はワンコインから。ぜひ食べてほしいのが、かますやサバの干物定食。そこに、店主こだわりの卵をプラスして卵かけごはんにしていただいてみてください。微笑んでしまう日本食の美味しさがここにはあります。さらにオススメなのが、ツバメコーヒー焙煎所のこだわり豆を使った美味しいコーヒーと自家製チーズケーキが絶品です!

鎌倉の超有名観光スポット巡りもいいけれど、ここ「ヨリドコロ」に立ち寄って、日常から解き放たれるような感覚を味わってみては?

  • ▲ 干物をメインに、季節ごとに変わるカラダに優しい小鉢とお味噌汁を

【稲村ヶ崎駅】キラキラした七里ヶ浜の海と江ノ島が一緒にみえる最高の場所「稲村ガ崎公園」。

由比ヶ浜と七里ヶ浜の間に位置する稲村ヶ崎。そして、空気が澄んだ日は、富士山が一緒に眺める事ができる「かながわ景勝50選」「関東の富士見100選」にも選ばれている湘南屈指の絶景スポット。国指定史跡「新田義貞徒渉伝説地」でもあり、かつて映画やドラマの舞台となったり、アーティストのPVなどでもよく使われています。

ここは、七里ヶ浜よりは人が少なく高台になっており、広い芝生があるので、潮風と波音を聞きながら太陽を感じ、のんびりしたい方には、かなりオススメです。こちらの夕陽は、海岸沿いの134号線を走る車のテールランプも一緒にみると最高に綺麗です。近くに温泉もありますよ〜!

  • ▲ 七里ヶ浜よりも高い位置にあるので、また違った夕陽が楽しめます

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