日常を特別な瞬間に。記録ではなく記憶を残す海辺のフォトスタジオ「スタジオカノン・バイ・ザ・シー」

小田急電鉄・片瀬江ノ島駅から弁天橋を渡ってすぐ、円筒形の建物が特徴的な江ノ島ビュータワー10階に「スタジオカノン・バイ・ザ・シー」というフォトスタジオがあります。エレベーターが開くと、相模湾と江ノ島を一望できる絶景とともに、とても明るいスタッフの皆さんが出迎えてくれました。

こちらではスタジオでの撮影に加えて、目の前の海でのロケーション撮影をしていただけるとのこと。フォトスタジオというと、何かあらたまった時でもないと訪れないイメージだったのですが、こちらではもっとカジュアルに日常的に利用してほしいと新たな価値を提案しているようです。

それはいったいどのようなものなのか、オーナーの浅井加奈さん、カメラマンの長田卓也さん、ヘアメイクの大迫まさこさんにお話を伺いました。

身近にある海での撮影が、大切な思い出として刻まれる

もともと、江の島で着物レンタルサービスやウェディングを手掛けていた浅井さんですが、コロナ禍をきっかけに家族や友人と過ごす日々の大切さを改めて感じ、「日常のかけがえのない瞬間を写真という形で残せたら…」と、気軽に普段から使っていただけるフォトスタジオをつくろうと決心したそうです。

そうした中で、思いついたのが江ノ島の「海」でのロケーション撮影です。湘南で暮らす人々にとってはそこにあることが当たり前の海。だからこそ、そこに家族や友人・大切な人と過ごした日々の記憶が存在すると浅井さんは話します。「当時は気にも留めていなかったのに、他の地域に移ってから海が特別な場所だったと気づかされるなんてこともありますよね。心の拠り所となり、楽しかった日々を思い出させてくれる写真にはやはり海は欠かせないと考えたんです」

もちろん、湘南が地元でない方にとっても、海で撮影した写真は楽しい記憶になるはず。撮影のためにみんなで衣装の相談をしたり、スタジオでどんなふうにしようかと話したり、時には少し照れるねなんて笑い合ったり…。

「私たちはこのフォトスタジオでの“体験”を楽しんでもらえたらと考えています。写真を見たときに、それが記憶として蘇ってくる、そんなふうになったらいいなと思っています」と浅井さん。

  • オーナーの浅井加奈さん(中央)、カメラマンの長田卓也さん(右)、ヘアメイク担当の大迫まさこさん(左)

これまでに撮影した写真の中には、ランドセルを背負った新入生が友人同士で海辺で嬉しそうに笑い合うものや、真っ青な海と空の中で鮮やかな着物が美しく浮かび上がる新成人の姿、さらには家族で手をつなぎ海辺を歩いたり、ペットと散歩を楽しむような日常の1シーンまで。ウエディングフォト撮影に来た方の中には、お父様の散骨を湘南の海でされていて、お二人の姿をお父様にも見てほしいと海でのロケーション撮影を選ばれたご夫婦もいたそうです。暮らしの中にある海には、たくさんの想いがあるということを感じます。

  • 海×着物のコントラストが美しい

  • ロケーション撮影ならではのペットとの一枚

  • 海での幻想的なウェディングフォト

青い空、青い海を表現する独自の技術“江ノ島ブルー”

カメラマンの長田さんは、お客様との触れ合いこそ撮影において重要と話します。「人それぞれ、とても素敵な表情がありますよね。ロケーション撮影では皆さんリラックスしてお話してくれるので、そうした表情に出会うことができるんです。スタジオ撮影においても、その素敵な表情が引き出せるよう角度やポーズを考えながら撮影をしています」

お渡しする写真が数十カットのプランでも、撮影でのカット数は数千枚に及ぶとのこと。また、お客様に満足いただけるようにと、ヴィンテージやセピアで加工したものをサービスとして織り交ぜる心遣いまで。「お客様によって好みも違いますので、そのお客様が気に入ってくださる写真を提供していきたいんです」と長田さん。

そんな長田さんが試行錯誤を重ねて編み出したという撮影・レタッチ技術が“江ノ島ブルー”。この技術により、空と海の青がより印象的なものになるのだそう。確かに撮影された写真は、空の透明感や海の輝き、日差しの暖かさまで美しく映し出されています。さらに、被写体の表情がとても自然で柔らかであることも印象的です。

  • “江ノ島ブルー”で空と海をより美しく

  • 自然で魅力的な表情やしぐさをさりげなく演出する長田さん

湘南らしさが漂う、カジュアルなフォトスタジオ

「スタジオカノン・バイ・ザ・シー」は、海だけでなく、スタジオでの撮影でも楽しい体験を提供しています。スタジオはアンティーク家具と花々で彩られたナチュラルテイストの空間となっています。その世界観を作り出すために、イメージ通りのものがないときには家具や装飾も手作りしたというこだわりよう。

さらに、衣装もその空間で映える素材感を生かしたクラシカルなドレスなどをインポート中心に数多く取り揃えています。男の子用の衣装では、遊び心のある韓国ブランドのジャケットなどもあり、数ある衣装から楽しんでお気に入りを選ぶことができます。

「ヘアアレンジとメイクアップは、お客様の選ばれたお衣装とも合わせながら、お客様のご希望を丁寧にうかがってご自身らしさが出るようにしています」とヘアメイク担当の大迫さん。

空間も衣装もあくまでナチュラルに、気取りすぎずに自分らしく、そこに湘南らしさを感じます。

  • アンティークな雰囲気で洗練されたスタジオ

  • インポートを中心としたこだわりのドレス

  • 柔らかな表情と雰囲気を引き出すスタジオ

  • 自分らしさを大事に仕上げてくれる大迫さん

日常のシーンをプロの撮影で特別なものに

近年はスマートフォンカメラの性能も向上し、誰もがある程度いい写真を撮れるようになっています。しかし、こちらのスタジオで撮影した写真を見ていただけば、プロのカメラマンが撮影した写真がまったくの別物であることが分かるはず。

「自然の美しい色はスマートフォンでは撮影できません。皆さんにはスマートフォンのカメラ越しではない江ノ島を存分に楽しんでいただき、その姿を私たちが大切な瞬間として切り取って差し上げる。この贅沢を味わっていただけたらと思います」と浅井さんは話します。

入学式や結婚式など節目での撮影はもちろん、なんでもない日常が大切な記憶となる。「スタジオカノン・バイ・ザ・シー」で、大切な今を残してみませんか。

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