ベーグル屋企画の民泊「ハルちゃん」逗子マリーナ近くの宿で自慢のベーグルを堪能
Airbnb
逗子マリーナの近くに、昨年末にオープンした昭和レトロなゲストハウス「民泊ハルちゃん」。少し高台にある2階建てロフト付きの一軒家のゲストハウスは、ホストのノロ子さんの次女の名前をつけた宿だ。Airbnbを利用して国内の古民家を旅行していたノロ子さん。
「大好きな鎌倉の近くで、楽しい宿を作り、せっかくだから東京板橋区で営んでいるパン屋「noRoヨコノロ」のベーグルを出せないか?そんなアイディアを娘と話していたところ、ネットで物件を見つけてくれました。私の思いがわかる方に全てリフォームをお願いし、思い描いていた宿が完成しました。完成した時は、本当に嬉しかったです。」(ノロ子さん)。
もともと保育士をしていたノロ子さんだが、アレルギーをもつ子供でも食べられるパンを作りたいとパン屋に転身。そして現在は、パン屋とゲストハウスという二つの顔を持つ。子供や女性たちをサポートしたいというホストさんの思いが詰まったゲストハウスは、ロフトを作り、安全に遊べるよう、子供の視点をふんだんに取り入れた。「子供たちが基地のように楽しんでくれたら嬉しいなと思ってロフトも作りました。お陰様で、ゲストはほとんど家族や小さな子供たちが使ってくれているます」(ノロ子さん)。
さらに嬉しいことに、このリスティングでは、美味しいスープとホストさんが東京で営むパン屋さんのベーグルをいただくことができる。「ゲストさんには、冷蔵してあるスープとベーグルを自分で温めて食べてもらっています。朝食がなくて困っている方も多いと聞くので、まずは私がテストでやってみようと思いました。大好きなパンを出しながら、ビジネスにもなるし、これはやらないわけにはいかない(笑)」(ノロ子さん)。
朝食付きゲストハウスは、宿泊ゲストだけでなく地元の方にも好評だ。現在は、運営管理は地元の会社に任せ、ご自身は東京に拠点を置きながら、月末の週末に東京で焼いたパンを「民泊ハルちゃん」でも移動販売している。
「今、なかなか直接ゲストに会うことはできないですが、現地でサポートしてくださる運営管理会社さんが送ってくれるゲストのストーリーを聞くのが楽しみです。この前も塾の合宿で使ってくださり、とびきり美味しい朝食があるからとても良かったと言ってくれました。」(ノロ子さん)。
ホームページを作ったり、ロゴを作ったりと、お母さんの夢を後押ししてくれた当時はまだ高校生だった娘さんも、もうすぐ大学生になるという。「次女は、海外に留学していたのでまだ完成した様子を見てなかったのですが、今度帰国するので楽しみです。大学生になったら色々手伝ってもらおうと思います」(ノロ子さん)。
サイクリストも多いので、自転車のポールを室内に入れたり、今後はサイクリストも取り入れていきたいと語る。東京を拠点にしながら、大好きな新たな土地でベーグル屋さんが始めたゲストハウスは宿泊客のみならず、地元の人にも愛される新たな居場所になっている。終始、ニコニコしながら楽しそうに自分のリスティングのことを話すノロ子さんから聞く数々のエピソードが、これからも楽しみだ。
民泊ハルちゃん
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<Airbnb (エアビーアンドビー)について>
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