鎌倉に新たな感性を吹き込むヘアサロン「CICATA」がオープン

「住みたいまちランキング2017」（リクルートSUUMO調べ）では、1位の横浜に次いで第14位という人気の鎌倉。伝統的な寺社仏閣がある古都ながら、モダンで斬新なカフェやレストランが多数存在するなど、トレンドを牽引する街でもあります。そんな鎌倉に、また話題を集めそうなヘアサロンがオープンしました。

表参道で培った、高い技術とホスピタリティを鎌倉で

そのサロンは「CICATA」。表参道にある人気のヘアサロン「vicca ‘ekolu」の店長・永田宗さんが、グループ内独立として立ち上げた新店舗。名だたるサロンがひしめく、まさにヘアサロンのメッカとも言える表参道で培った高い技術とホスピタリティを、ここ鎌倉で発揮してくれる待望のサロンです。

鎌倉はサーファーでもあるオーナーゆかりの地

鎌倉の地を選んでオープンしたのは、鎌倉は人が集まる人気エリアということもありますが、「ここ鎌倉湘南エリアは、OFFの時にサーフィンを楽しんだりするなじみのある場所。そんな親しみのある場所にお店を開きたかったんです」と永田さん。

さらに「表参道にいらっしゃるお客様の中で、鎌倉や戸塚にお住まい方も何人かいらっしゃるので、そうした方々へわざわざ東京まで足を運ばずとも、地元にいながらクオリティの高いサービスをご提供できればという思いもありました」（永田さん）

CICATAはいわゆる裏駅と呼ばれる鎌倉でも閑静なエリアにあり、小町や雪ノ下などの活気や喧騒とは離れた、落ち着いたロケーション。そうした点を考慮して内装もいたってシンプルそのもの。

「『URBAN×SURF」』というコンセプトのもと、均質で洗練された空間の中に親しみを感じられる無垢材をアクセントとして使用。古民家的な要素を残しつつ、モダンで上品な雰囲気に仕上げました」と語るのは、内装デザインを担当した設計事務所「ブルースタジオ」の塚越さん。都会性とローカル性、まさに表参道と鎌倉それぞれの個性が融合された空間が広がっています。

極上のリラクゼーションに浸る、真っ暗なシャンプー台

また、セット面も5席のみとプライべート感があり、各セット台にはiPadを備えているのもポイント。「手渡された雑誌があまり興味のないものだった…」などということもなく、インターネットや映像など、好きなものを自由に楽しむことができるのです。

極めつけはシャンプー台。カット台とは別のエリアに設置されたシャンプー台エリアは、真っ暗なほどに照明が落とされた、まるでエステのリラクゼーションルームのよう。日常とは完全に切り離された空間でのひとときが、心からのくつろぎと安らぎをもたらしてくれます。

鎌倉のカフェ「THE GOOD GOODIES」によるサービスも

さて、今回はオープン記念の内覧会にお邪魔したのですが、今イベントのもう一つの目玉となっていたのが、鎌倉のコーヒー専門店「THE GOOD GOODIES」によるコーヒーサービス。1杯ずつ丁寧に淹れられたコーヒーが、訪れたゲストの心をゆっくりと解きほぐしてくれました。

地域に溶け込み、“なくてはならない店”に

「ただ単に表参道のスタイルをここでやるわけではありません。この場所ならではのカラーを出し、そして周りの方々の手も借りて地域に溶け込みながら、この地に根差した“なくてはならない店”にするのが目標なのです」（永田さん）。

今回のオープンにあたり、地元の有名カフェの協力を得られたのも、そんな鎌倉に敬意を表するお店の姿勢が評価されてのものではないでしょうか。今後はヘアサロンが休みの日を利用してパーティーを開いたり、さまざまなイベントも計画しているとのこと。

最先端の表参道のヘアサロンが、ここ鎌倉の地でどんなサロンへ成長していくのか。そんなお店を育てていくのは、やはり地元鎌倉の人たち。ぜひ一度足を運んでみて、今後の成長と発展を見守ってみてはいかがでしょうか。