朝食で生活に彩りを。辻堂のパワースポットで心も体もエナジーチャージ。

「行ってらっしゃい!」カウンターから聞こえる明るい声に後押しされて今日も電車に乗る……ここ「BRUNCHES(ブランチーズ)」には不思議と元気になれる、そんなパワーがあります。

2016年12月、辻堂駅南口にオープン。温もりのある空間とメロウな音楽が流れるその空間はまるでカルフォルニアのカフェのよう。休日の晴れた昼下がりには木漏れ日が綺麗なテラスで読書をしたり、愛する家族とゆったりとくつろいだり、皆の憩いの場として賑わっています。春には満開の桜がわたしたちを出迎え、四季折々で湘南の心地よい風を感じることができます。

アメリカの自由な文化が大好きだというお2人が作る料理は、まるで映画の世界から飛び出してきたよう。湘南の野菜をふんだんに使ったサンドイッチやサラダ、カラフルなマフィンを前にすると思わず笑顔になってしまいます。

1人1人の健康を気遣った料理の提供。

店内にいると、ふと聞こえてくる会話が。

「最近どう?」「いやー、ちょっとのどを痛めちゃって……」「じゃあ今日はTHROAT TEA(スロートティ)にしとこうか!」

皆に健康でいてほしい。志保さんが強く願うのはご自身の経験から。3年前に大きな病を経験し、改めて“食”の大切さに気が付いたという志保さんは、ナチュラルフードコーディネートの資格を取得。1人1人の健康状態に合わせた提供を心掛けています。

「完熟したバナナを使えば、砂糖を食べられない人にも甘い美味しいパンケーキを食べていただける」「グルテンフリーにすれば、小麦粉アレルギーの方にも食べていただける」など、常に志保さんの頭にあるのは“どうしたら目の前の人が健康でいれて、その人に喜んでもらえるか”ということ。中には1人のために作った料理が人気を博し、今ではグランドメニューになっているものもあるのだとか。

湘南のパワースポットとしての「BRUNCHES」。

定期的にテラスでワークショップ(『CRAFT MEET』)も開催しており、今では湘南出身のクリエイターの集う場に。アクセサリーやドリームキャッチャー、カバンなど拘りのハンドメイド作品が並んでいます。

そんな集いの場となったのは、志保さんの「短い人生、やりたいことをやろう!」というモットーがあったからこそ。「頑張る人を応援したい。そこに住む人が元気だと町が明るくなると思うから」。そう語る志保さんのキラキラとした目を見ていると、自然とパワーが沸いてくるのは筆者だけでしょうか。

志保さんの笑顔と明るい声が私たちにパワーを与えてくれるように、頑張る人の笑顔が志保さんのエネルギーになっているのです。

2017年の12月で1周年を迎えた「BRUNCHES」。このお店ができてから、辻堂の人々の生活は彩り豊かなものになっています。今まで朝食を摂っていなかった人が朝ごはんをしっかり食べてから仕事に向かうようになったり、野菜嫌いを克服できたり……ここは皆にとって第二のホームなのです。

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