美術品の修復を秋の鎌倉で感じる3日間。

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古くから伝わる美術品の数々。今日まで受け継がれてきたその品々は、在りし日の文化を現代の私たちに伝えてくれています。しかし、長い年月を経るにつれ、劣化が進んでいくのも事実。そこで生かされるのが、美術品修復の技術です。今回は古都・鎌倉で11月9日(金)〜11日(日)に行われる、美術品修復技術の展示会「修復展 −時を超えて伝える−」をご紹介します。

油彩画・掛軸・書などさまざまな分野の修復をご紹介

本展を主催する「美術保存修復センター横浜」は、美術品の修復を主に、次代の修復技術者の育成や、美術品の保存と修復に関する普及を目指した絵画修復展などを行っています。

今回の「修復展 −時を超えて伝える−」は鎌倉の長谷寺で開催。古都の文化が薫る中で、美術品修復の技術に間近で触れ合えます。当日は、油彩画・紙・版画・掛軸・書・仏像・羊皮紙・海外の修復などをご紹介。会場ではスタッフが修復について随時ご説明します。10日(土)、11日(日)は、油彩画補彩のデモンストレーションも行います。

会場となる長谷寺の普門寮2階は、通常では入ることのできないスペース。この機会に、秋深まる古都・鎌倉を散策しに足を運んでみてはいかがですか。

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