人と人とをつなぐ場「BRANCHマルシェ」

BRANCH茅ヶ崎の芝生広場を会場として、年に3回開催されるBRANCHマルシェ。春を感じさせる暖かさに包まれた休日、たくさんの笑顔に出会えるアットホームな空間が広がっていました。

BRANCHマルシェとは?

茅ヶ崎市浜見平にある「BRANCH茅ヶ崎」は、スーパーをはじめ、ファミリーレストラン、薬局、病院、郵便局など、生活に必要なものがぎゅっと詰まっている複合商業施設です。ショッピングエリアのすぐそばには公園も隣接しており、広い芝生とたくさんの遊具で、連日子どもたちでにぎわっています。

そんな地域に愛されるBRANCH茅ヶ崎を会場にして、年に3回開催されているのが「BRANCHマルシェ」。今年で6年目を迎えます。

今回の出店はワークショップ・物販が9店舗、クラフトが18店舗、フードが7店舗。いくつかのワークショップはBRANCH茅ヶ崎の建物内で行われていましたが、ほとんどの店舗が建物と公園とをつなぐ広場に集結。すべての店舗をぐるりと見渡せる距離感です。出展者同士はもちろん、出展者とお客さんの会話も弾み、その会話から次々と人の輪が広がっていく、そんな温かい出会いの場となっていました。

「人と人とを笑顔でつなぐ」をコンセプトに

このBRANCHマルシェを主催しているのが「SHIGONIN」。その名の通り、4-5人で運営をしている団体です。メンバーの1人である福原千重さんにお話を伺ってきました。

もともとハンドメイド作品をフリマなどで販売していた福原さん。出店を重ねるうちに気の合う仲間が増え「自分たちでイベントをやってみたい!」と、お店を借りてマルシェをやったのが始まりです。徐々にその規模が大きくなって、BRANCH茅ヶ崎の開業の際、関係者から声をかけてもらって、BRANCHマルシェの第1回目が開催されました。

「人と人とを笑顔でつなぐ」をコンセプトとして、自分の手を使って作った物やサービスを、必要とする誰かへ対面で届ける場を作っていきたい、と福原さん。新しいことを始めてみたい、自分の作ったものを販売してみたい、そんな想いを持っている方には、ぜひイベントに来てもらって、雰囲気を見てほしいです。もし、出店したいと思っていただけるのであれば、その想いをつないでいきたいし、そういった場になってほしいと思っています。

今までは自分の楽しみとして関わってきましたが、最近は老後の居場所づくりをしているようにも感じます。と福原さんは笑顔で続けます。ここに来れば誰かに会える、そんな居場所を作っていきたいです。馴染みの人も増えてきてお話しするのが楽しくってしかたない! 皆さんにとっても、そんな場になってもえたら続けていく生きがいにもなりますね!

見ごたえのあるパフォーマンスも

何やら会場がざわざわとにぎやかになってきました。「これからパフォーマンスが始まるので、よかったら椅子に座って見ていってください!」と福原さん。間もなくして音楽がかかり、一人の男性がでてきました。

「ジャグラー賢太郎」と書かれた看板には、ジャグリング個人部門世界2位(2009年)の文字が。ボールをいくつも空中へ投げて華麗にキャッチ。時には足を使って放り投げていきます。最初は数人だった見物客も次第に増え、クライマックスには人だかりとなっていました。10分ほどのパフォーマンスでしたが、見ごたえ抜群。今後のパフォーマンスにも期待です!

茅ヶ崎のまちづくりスポットに

マルシェの会場となっている広場には「まちスポ茅ヶ崎」というスペースが設けられています。まちと人が元気になる事業として、多世代が交流できる機会・場づくりに取り組んでいる場です。自由に子どもたちが遊べるスペースがあったり、防災のイベントを行っていたり、地域にとって必要不可欠な場となっています。

BRANCHマルシェは、まちスポ茅ヶ崎を運営しているNPOまちづくりスポット茅ヶ崎とSHIGONIN、ダイワリース株式会社の共催で行われています。SHIGONINは、BRANCHマルシェの出展者から賛助金を募り、まちスポ茅ヶ崎へ寄付しています。

地域やBRANCHマルシェに関わる人からの賛助を、地域の活動へ還元してほしい、地域の方たちの笑顔をつなぐ一助となってほしい、との思いで協力していきたいと福原さんは話します。

人と人とを笑顔でつないでいきたい、そんな想いの詰まったBRANCHマルシェ。次回は7月8日(土)に開催が決定しています。お散歩やお買い物がてら、気軽に立ち寄ることのできる場所での開催ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね!

※開催場所がブランチ茅ヶ崎2の1階イベントスペース(屋内)の場合もあります。
HPやSNSをご確認ください。

 

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