鎌倉で“パフェ活”するなら、ほうじ茶でほっこりと。究極のほうじ 茶体験をスイーツで!「ほうじ茶 STAND -鎌倉-」

鎌倉に遊びに来たら、絶対に外せないのが和スイーツ。小豆やきな粉、抹茶などの和の食材と洋の食材を組み合わせ、両方の“いいとこ取り”で、極上の美味しさを生み出しています。そんな中、ここ最近、じわじわとブームになっているのが「ほうじ茶スイーツ」です。

ほうじ茶の香ばしく豊かな香り、甘みと渋みのバランス、すっきりとした後味など、ほうじ茶スイーツには魅力がいっぱい。そんな魅力を味わい尽くせる「ほうじ茶スイーツ専門店」が鎌倉にあるとのこと。のんびりと江ノ電に揺られながら、長谷駅に降り立ちました。

  • 高級感とレトロな雰囲気の「江ノ電10形」で♪

寺院に大仏、街ブラも楽しい鎌倉・長谷

古民家を改装したカフェやレストラン、和の雑貨や小物を扱う店舗など、長谷駅周辺はセンスの良いお店が立ち並ぶエリアでもあります。そんな街並みを楽しみながら、鎌倉大仏がある高徳院方面に向かって7分ほど歩くと「大仏前商店」に到着! こちらの建物の一角に、目的のお店「ほうじ茶 STAND -鎌倉-」を発見しました。

メニューを見ると、ラテやアイス、パフェにプリンなど、こだわりのメニューが勢揃い! 基本はテイクアウト店となりますが、中央に他のお店と共有のイートインスペースがあるので、「ちょっとひと休み」もOKです。

  • 「大仏前商店」は高徳院のすぐ目の前

  • 黄色をベースとした可愛いカウンターがお出迎え

「ほうじ茶すぎる! ほうじ茶パフェ」は、驚きと感動の連続

「ぜひ『ほうじ茶体験』してみてください」と声をかけてくれたのは「ほうじ茶 STAND -鎌倉-」の商品開発から、製造・サービスまでの全てを手掛ける阿部さんと高橋さん。さっそく、お店の看板商品でもある「ほうじ茶すぎる! ほうじ茶パフェ」(650円)をいただくことに。

見るからに食べ応えのありそうな豪華さですが、一番上のホイップクリームを口に入れた瞬間から、その驚きは始まりました。クリームの上にかかった「ほうじ茶ソース」と「ほうじ茶パウダー」が、甘さの中にもしっかりとした “ほうじ茶の存在感”を見せ、その脇を固める「ほうじ茶アイス」と「ほうじ茶生チョコ」では、甘みと渋みの絶妙なバランスが楽しめます。さらに「ほうじ茶クッキー」「バニラアイス」という最強の組み合わせを満喫していると、最後に「ほうじ茶プリン」が現れて、また新たなほうじ茶の味わいが! まさに驚きと感動の連続でした。

  • ほうじ茶の美味しさがギッシリ! の「ほうじ茶すぎる! ほうじ茶パフェ」

改めて、商品のこだわりについて高橋さんにお聞きすると、「とにかく一つ一つの素材にこだわったことですね。素材によって甘みや渋みのバランスを考えながら、それぞれが“ベストな美味しさ”になることを追求しました」。さらに、食感や温度の違いなどをより楽しめるように考えられたのが、「どの順番に何を入れる」だったとか。

「パフェは上から順番に食べていくので、『最後まで楽しんでもらいたい』がテーマでした。クッキーの食感、アイスの冷たさ、プリンの舌触り・・・など、素材の魅力をどこで一番感じられるか? を考えながら、何度も試作を重ねましたね」と高橋さん。ほうじ茶へのこだわりと愛が詰まった一品は、最後の一口まで飽きることなく、その美味しさを堪能することが出来ました。

  • 素敵な笑顔で迎えてくれた阿部さん(右)と高橋さん

アメリカで感じた“和スイーツ”の魅力

「とにかく甘いモノが大好きで」と笑顔を見せる阿部さん。しかし、数あるスイーツの中で、なぜ「ほうじ茶」へとたどり着いたのでしょうか? 

「実は以前、アメリカに住んでいたことがあるんです。そこで 抹茶アイスを食べて、『美味しい!』としみじみ感じて。そこから和のスイーツに興味が湧き、日本に戻ってほうじ茶スイーツと出会い、完全にハマりました(笑)」とのこと。

日本を離れたからこそ、実感した和スイーツの魅力。それを「多くの人に知ってほしい」という想いから、抹茶に比べて浸透していなかった「ほうじ茶」に注目。いつしか、ほうじ茶スイーツの専門店を開くことが夢となり、2019年4月に念願の「ほうじ茶 STAND -鎌倉-」をオープン。お店の場所は、「旅の想い出の中に、私たちの作るほうじ茶スイーツがあったら嬉しい」と思い、観光客が多く訪れる鎌倉の地を選んだそうです。

  • 生チョコとクッキーは、パフェのために開発したそう

  • “ほうじ茶愛”を込めて作っています

パフェと共に看板メニューのプリン、ラテも登場!

「ほうじ茶すぎる! ほうじ茶パフェ」の下層にも入っていたのが、「自家製とろっとほうじ茶プリン」(400円)。「プリンの中でほうじ茶が香る」ではなく、「口に入れた瞬間から、ほうじ茶を感じる」を目指し、甘さ、渋み、苦みの絶妙なバランスにたどり着いたのだとか。とろけるような食感と、ほうじ茶の風味がしっかり感じられる味わいは、一度食べたらヤミツキになる美味しさです。

  • 店内では、ホイップクリーム&ほうじ茶ソースのサービスも!

  • 開放的なイートインスペース

さらに外せないのが、「贅沢ほうじ茶ラテ(アイス)」(500円)。焙煎した茶葉をきめ細かく粉砕したパウダーを配合し、ミルキーな味わいにほうじ茶の渋みがほどよくマッチ! テイクアウトに最適なキャップ付きの可愛いボトルも、オープン当初から人気を集めています。

  • 季節限定メニューもアリ! SNSをチェックしてみて♪

  • パッケージデザインにもこだわりが! 大仏様に癒されます

せっかくなので、こちらはテイクアウトで楽しむことに! お世話になった阿部さんと高橋さんに別れを告げ、向かった先は目の前にある「高徳院」。大仏様を眺めながら、ひんやりほうじ茶ラテでほっこり休息タイムです。

  • 持つだけでウキウキできちゃうラテのボトル

「頭の中は、いつもほうじ茶スイーツでいっぱいです(笑)」と最後に話してくれた高橋さん。

「ほうじ茶 STAND -鎌倉-」のSNSには、「ほうじ茶 STANDのほうじ茶スイーツ日記」と題して、お二人が味わったほうじ茶スイーツやドリンクの数々が紹介されています。まさに、「ほうじ茶スイーツ界」全体を盛り上げているお二人。将来的には「店舗を拡大したい」という目標もあるそうですが、そんな日も近いかも知れません。

鎌倉散策のお供にピッタリのほうじ茶スイーツ。ぜひ「ほうじ茶 STAND -鎌倉-」で、“最高のほうじ茶体験”をしてみませんか?

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