藤沢の農場を、人と犬とが同じように楽しめるプレイグラウンドに

海のイメージが強い湘南・藤沢ですが、藤沢の北部には造園や農家が多く、広大な土地が広がっています。会員制のレンタルファーム「BLOOM FARM」をはじめ、無農薬野菜の栽培など若手の農家による新しいチャレンジなどで盛り上がりを見せているエリアです。そんな藤沢の北部で進行中のプロジェクト「THE PLAY ドッグ＆キャンプフィールド」、今回は代表を務める「THE DAYS」の小林さんにお話を伺いました。

湘南には、愛犬とゆっくり過ごせる場所が少ない

湘南には、愛犬とゆっくり過ごせる場所が都内など他の地域に比べて圧倒的に少ないです。藤沢市だけでも犬の登録数は約23,000頭、目黒区の約2倍、大田区とほぼ同数にもかかわらず、数件のドッグラン施設があるだけで入会もキャンセル待ちの状態。犬を自由に遊ばせる場所がないため、海岸や公園で犬を放しトラブルが増加しています。

こういった問題を解決すべく、湘南エリアにも愛犬と一日中ゆっくり過ごせる施設をつくりたいと試行錯誤する中、1,000坪の農場（藤沢市葛原）を営む若手農家の漆原さんと出会いました。さらにアウトドアブランド「TOP BANANA」のかきぬまさんの協力も得て、同じ想いを共有する”仲間”と共に、プロジェクトをスタートすることができました。

単なるドッグランではなく、”人”も楽しめるプレイグラウンドを。

THE PLAY ドッグ＆キャンプフィールドが目指すのは、犬を遊ばせる場所ではなく”人”も楽しめる場所。犬と泊まれるテントサイト、BBQエリア、トレーニングやヨガなどのアクティビティが楽しめる多種多目的のプレイグラウンド。犬を飼っている人も飼っていない人も、大人も子どもも一日中楽しめる空間を創りたいと考えています。

キッチンカーや移動トリミングカーも！人も犬も一日中、ハッピーに過ごせる場所

THE DAYSの商品販売やカフェも設置予定です。週末にはキッチンカーを集めて絶品フードを楽しんだり、移動トリミングカーを呼んで爪切りや耳掃除などの”ちょっとケア”をはじめ、様々なトリミングメニューを提供します。

もともとあったビニールハウスはあえて撤去せず、その骨組みをいかしたスペースで無農薬ハーブを栽培。お客様ご自身が摘み取ったハーブで料理していただくこともできます。また、テントやタープ張り、火起こし体験などのアウトドアワークショップも楽しめる空間にしたいと思っています。

人と犬が共に幸せになれるヒントが見つかる”ビーコン（発信基地）”を

私が海外で見てきたドッグパークでは、犬を飼っている人以外にも、犬を見に来た子どもやこれから飼おうとしている人、さらには単純にその施設が楽しいからといった理由で訪れている人が多く混在していました。

人と犬が快適で楽しい暮らしを実現するためには、犬を飼っている人と飼っていない人が別々の生活をするのではなく、同じ空間で楽しい時間を共有できる場所が広がっていくことが必要。THE PLAY ドッグ＆キャンプフィールドがその架け橋となれると信じています。 

人と犬が共に幸せになるヒントが見つけられる”ビーコン（発信基地）”へ。今回、その実現に向けた夢や意気込みを小林さんに大いに語っていただきました。来年度上半期には、この施設の近くに”綾瀬スマートインターチェンジ（仮）”が完成予定。都内や県外の方に、湘南の海だけではなく、山側の更なる魅力を発信できる良い機会に恵まれるでしょう。藤沢北部エリアの盛り上がりからますます目が離せません！

クラウドファンディングにてご支援いただける方を募集中！

THE PLAY ドッグ＆キャンプフィールドでは、クラウドファウンディングにてご支援いただける方を募集しています。集まった支援金は木製パレットを活用したドッグエリア制作や芝生などの整地に使用されるほか、ご支援いただいた方にはドッグラン利用券や無農薬ハーブなど、支援金額ごとにさまざまなリターンが用意されています。

犬と人がもっと暮らしやすい湘南エリアに。「THE PLAY ドッグ＆キャンプフィールドを応援してみませんか。

▼「THE PLAY ドッグ＆キャンプフィールド」クラウドファウンディングページ（CAMPFIRE）
https://camp-fire.jp/projects/view/157150
※9月29日まで