鎌倉散策の新しい魅力みつけました。“それは、きのこ”でした。

鎌倉駅で電車を降り、小町通りをゆっくりと歩きながら、小さな路地を曲がった一画にその店はあります。“プリンセスきのこ”こと、「きのこあげまっしゅ」。きのこフライを片手にほおばりながら、鎌倉散策できるお店です。

小田原で栽培された生産者直送の新鮮な椎茸。栄養満点な自然食品が手軽に楽しめる

何故きのこなのでしょうか?とたずねると「お店のネーミング「あげまっしゅ」は、ジャパニーズマッシュルーム=椎茸である「まっしゅ」を揚げたものという意味です」とオーナーの田代さん。

食べ歩きスタイルにされた理由も「当初は野菜全般を考えていましたが、中でもきのこ料理は通常、席について召し上がる機会が多いもの。そこで手軽に調理できるきのこを、大人の方から小さなお子様まで多くの方々に新鮮なうちに召し上がっていただきたかったのです」(田代さん)。

また、きのこは天候に左右されることが少なく安定して提供できるのも魅力だそうです。

サイズが不揃いなのも産地直送の魅力。大きさによってお値段が変わることも!

レギュラーメニューは、しいたけチップ(250円)、プレーン(600円)、しいたけ串(600円)、鶏明太子(650円)。そして、これに本日の日替わり(600円)が加わります。その中でも鶏明太子(650円)は格別で、筆者のおススメです。

お味はお好みで、醬油、ソース、塩、マスタードをつけていただきます。新鮮な椎茸の柔らかな食感と衣で包んで揚げたカリッとした歯ざわりが絶妙で、歩きながらいつまでも美味しくいただけます。想像以上に食べ応えも十分で、鎌倉散策のいい記念になりますね。

さらに最近加わった冬メニューは、アスパラベーコン(600円)、エリンギと粗挽きソーセージ(600円)など、季節を取り入れたバラエティーに富むものばかり。

今後は椎茸のみならず、きのこ全般を取り扱ってみたいとのことで、現在はエリンギを使ったメニューを日夜研究中。近い将来、店頭にお目見えする日が来るかもしれませんね。

  • ベーコン&フランク串(左)、 日替わり串 「アスパラベーコン巻き」(右)

  • 食べ歩きだけでなく、店先で座って食べるのもOK

「湘南の海の景色がとても好きで癒されます」とオーナーの田代さん

オーナーの田代さんは、小田原できのこを生産し、鎌倉まで通勤する毎日。とてもお忙しいとのことですが、通勤中に湘南の海から登る朝日を見ること、そしてきれいな富士山を見ながら車を走らせることが楽しみで、とても癒されるそうです。

また、近年では遠方からのお客様が再度お見えになり、口頭で「おいしいね」といっていただける機会が増えてうれしいとのこと。

  • オーナーの田代さん(右)とスタッフの麦倉さん(左)

新メニューの登場も待ち遠しく、新鮮なきのこを使ったメニューが楽しみで魅力的なあげまっしゅ。天気の良い休日のひと時、古都鎌倉の心地よい風を感じながら、プリンセスきのこで新しい鎌倉散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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