「Think Space 鎌倉」〜自然の中で瞑想ができる仕事場(コワーキングスペース)
都会でのビジネスや日常生活に追われていると、人は知らず知らずのうちにストレスが溜まるもの。でも、新しい物をクリエイトしたり、文章を書いたり、また勉強する時には、できるだけ心をクリアにリフレッシュして集中したいものです。
今回ご紹介する豊かな自然に囲まれたコワーキングスペース「Think Space 鎌倉」は、まさに集中するにはうってつけの場です。
元陶芸家の別荘をリノベーション
江ノ電の稲村ヶ崎駅から歩いてすぐの山あいにある古民家が「Think Space 鎌倉」。すぐ後ろを小川が流れる、自然を身近に感じられる場所です。
1階はワークシェアができるスペースで、2階には宿泊スペースと共有のキッチンなどがあります。もちろんWi-Fiや電源は完備で、さらに川を見下ろす個室も用意されています。
元々不動産業界でリノベーション案件を手がけていたオーナーは、この稲村ガ崎の元陶芸家の別荘であった物件をみて一目で気に入り、購入後にリノベーションを行い、落ち着いた和風ながらもおしゃれな洋風のエッセンスのある「古民家ワークスペース」を実現しました。
2017年6月のオープンから間もないながら、既に多くの方々に利用されています。
思い思いの時間を過ごせる寛ぎの空間
鎌倉にお住まいのライターさんは朝からきて、日が沈むころまで執筆活動に利用します。
「緑が深い木々に囲まれたこの場所にいると、意識が集中できて筆が進みます。煮詰まった時には、和室からすぐ横を流れる川を眺めたり、ふらりと外に出て稲村ガ崎周辺を散歩したりします。何かを集中して行うには本当に適した環境です。」
同じく鎌倉在住のビジネスマンの方は昼間都心の会社に通勤して、帰社後の夜の時間に瞑想や読書など気分をリフレッシュするために利用しています。
「和室で瞑想をしたり読書をしていると、昼間の殺伐としたビジネス感覚を忘れさせてくれます。その時間はとても大事なので、携帯は見ないようにしています。」
都心にあるワーキングチームが、こちらでオフサイトミーティングをする使い方も増えてきました。
「囲炉裏を囲みながら打ち合わせすると、とてもリラックスできて良いアイディアがわいてきます。ゆったりとした空気が流れているので、時間を気にせずに集中してブレストができます。」
デイタイム利用をする人の中には、仕事の合間に近くのお寺詣りや稲村ガ崎の夕日をみて気分転換している方もいるそうです。
「午前中に仕事をして、午後からは鎌倉のまだ行っていないお寺や路地を散策しています。1日の時間を仕事とリフレッシュに上手くバランスをとった活動ができます。」
また、ハイキングやトレイルランニングなどの合間に休憩スペースとしての利用も可能です。
夏休みには2階の宿泊ルームを借りて、都心からこちらにきてたっぷりと鎌倉の空気の中で穏やかな生活体験をする方もいらしたそうです。
「マインドフルネス」や「禅」のイベントを定期開催
「Think Space 鎌倉」にはコワーキングスペースだけではなく、もうひとつの顔があります。それは、この落ち着いたスペースを使って「マインドフルネス」や「禅」のイベントを定期的に開いていることです。1階の和室では瞑想用のシンキングボールも利用することができます。
鎌倉稲村ガ崎の古民家で、心を落ち着けながら仕事をするなんて、とても理想的な生活ですね!
▲入口すぐの土間スペース
▲囲炉裏のある居間
▲2階の宿泊部屋
▲瞑想室にもなる和室スペース
湘南ワークスタイル
近年、働き方の多様化が注目を集めており、今までは東京が当たり前だと考えられてきた仕事を東京以外の場所で行う形も多く見られるようになりました。都心にも近い湘南は様々な職種の方がそれぞれ自由なスタイルで仕事をしています。この特集ではそんな湘南エリアでのワークスタイルを紹介していきます。
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Think Space鎌倉
[住所]
神奈川県鎌倉市稲村ガ崎2-10-21(江ノ島電鉄 稲村ヶ崎駅 徒歩5分)
[営業時間]
10:00 – 20:00(日によって異なります)
[定休日]
不定休(ホームページやFacebookにて告知)
[利用プラン]
ドロップイン利用 1Day:2,800円+税
15DAYS会員 1Month:13,000円+税
プレミアム会員 1Month:21,000円+税
(詳細はお問い合わせください)
ライター情報
Nobuyoshi Takuma
サーフィンをしに毎週、湘南に通っていたら、湘南loveが猛烈に強くなり、ついに自分の経営するIT企業のサテライトオフィスを鵠沼海岸に作ってしまった。「働き方改革」の理想像として「湘南で働く」「海のそばで働く」人たちのコミュニティを作るため奔走中。
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