新鮮な海の幸ならここ!「平塚漁港の食堂」で絶品海鮮料理に舌鼓を打とう。

国道134号線を下り、左手にはきらめく海、正面には大きな富士山、右手にはゆったりと流れる相模川を見ながら湘南大橋を渡ると、そこは平塚市。その橋のすぐたもとに佇む「平塚漁港の食堂」。3年前にオープンして以来、獲れたての新鮮な魚が食べられるランチを求め、連日多くの人が引きもきらず詰め掛けています。

地元・平塚の新鮮なお魚を。獲れたてとあって鮮度は最高!

  • ▲ 立地は湘南大橋のたもと、平塚漁港のすぐそば

  • ▲ 天井が高く、開放感いっぱいの店内

地元平塚の魚の普及を目的に、国の6次産業化事業の認定を受けて誕生した「平塚漁港の食堂」。しかしその始まりは、平塚・紅谷町にある人気の洋風居酒屋「BQバール」にあったそうです。

「BQバールの看板メニューでもある地元の新鮮な魚を仕入れるために、常盤社長が漁港に足繁く通ううち、漁協との共同で新しい店を出そうということから、漁港食堂が生まれたのです」と言うのは及川料理長。

  • ▲ 6種類のフライが付いた「地魚ミックスフライ定食」

  • ▲ こぼれんばかりのボリューム「須賀地魚の海鮮丼」

なんせ、その日の朝に釣り上げたばかりの出荷前の魚を目と鼻の先で仕入れるだけあって鮮度は最高。平塚で最も質のよい魚が手に入るのです。そんな魚がおいしくないはずがありません。さらに仕入れスタッフには元漁師の方もいるので、魚の目利きは一流、漁船への顔も利くと万全です。

「平塚で一年を通じて獲れるアジ、サバ、カマス、太刀魚などはほぼありますが、季節や潮の流れによっては魚種が限られることもあります。そのため、この漁港の魚だけに限らず、小田原や長井など近隣の海で獲れた魚を市場で仕入れて、バラエティに富んだ湘南の魚をご賞味いただけるようにしています」(及川料理長)。

  • ▲ フライも付いた一番人気の「おまかせ刺盛膳」

東京・有楽町から凱旋した“出世魚”。地元の人々にも愛される経験豊富な店長。

藤沢出身の及川料理長は18歳で料理の世界へと足を踏み入れ、初の修行先が平塚。有楽町の懐石料理で10年修行を積んだ後、漁港食堂のオープンに伴い、料理長として平塚に戻ってきました。まさに“出世魚”のごとく、一回りもふた回りも大きくなって平塚へ凱旋を果たしたのです。

「休日は遠方からの方が多いですが、平日は圧倒的に地元のお客様が多いですね。私は漁港食堂のTシャツを着て出勤しますが、『今度また行くからね』などと駅で声をかけてくださる方もいらっしゃいます」と及川さん。そんな風に、お客様との距離が近いのもこのお店の魅力です。

  • ▲ 及川料理長(右)をはじめ、腕自慢のスタッフばかり

  • ▲ 丁寧な仕事がもっと魚を美味しくする

あまり知られていませんが、お持ち帰りも人気です。家族でのお祝いや来客時のごちそうとして、刺身の盛り合わせなどを注文する方も多いそう。また釣りの船宿帰りに「魚を捌いてほしい」と釣った魚を持ち込む方もいるとか。まるで、地元の人々に愛される“町のお魚屋さん”のように利用できるのも魅力です(※ともに前日までの予約が必要)。

さあ、これからの季節は平塚でもカツオやマグロなど、ますます美味しい魚が獲れ始めます。海で遊んだ後は、“イチバン新鮮な平塚の海の幸”に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。

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