風情とロマン感じる大庭城址公園で、雄大な桜木を見よう。

引地川親水公園と並び、藤沢の桜の名所として知られる大庭城址公園。ルーツを遡ると700年以上昔になるというこの場所では、山上の空気を味わいながら、緑に包まれた桜を見ることができます。風情とロマンを感じながら目にする桜を、ぜひご堪能ください。

この地域の豪族であった大庭氏の拠点をベースに、本格的な築城がなされたのは15世紀頃のこと。のちに小田原北条氏によって改修されたこの場所には、大庭城という城が建っていたそうです。その名残として、正面入口には石畳の坂道があり、登って行く道中も石垣を見ることができます。

途中で視線を上げてみると、桜の木の他にも緑を感じさせる樹木が生えています。その様子はさながら木のトンネル。マイナスイオンを感じながら、のんびりと登っていきましょう。

  • ▲ 写真左手の坂道を登っていきます

坂道を登り切ると、さっそく桜の木を目にすることができます。少し進めば芝生の広場があるので、お花見をする際はここにレジャーシートを広げて、辺りを眺めるのもいいでしょう。子供が駆け回っても十分すぎるほど広いので、のびのびと過ごすことができそうですね。

  • ▲ 公園中央には芝生が広がっています

  • ▲ 公園内には遊具もあり。子供たちにも嬉しいスペースです

桜の木が集中しているのは、おおむね公園中央のあたり。その他のエリアにも少しずつ散らばっていますが、桜以外の木々がメインで植えられています。ですので、別の時期に訪れればまた違った景色を目にすることができそうです。

今シーズンはあまり晴天に恵まれませんでしたが、花びらのピンクの色味は心なしか強めに感じられます。桃色の桜木を肴に楽しいひと時を過ごすにはここ大庭城址公園もオススメですので、ぜひご検討なさってはいかがでしょうか。

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