【後編】七里ヶ浜の裏山ハイキングコースは見所いっぱいでちょうどいい。
前編に引き続き、御所谷の休憩所を後にしてコースの後半へ。地図を見る限り後半はいくつかの眺望スポットが有るようです。
「きはちの窪」という木道もあるようなのですが、ここからは眺望重視ということで外周コースを進みます。
少し進むと、シダ系(?)の植物が繁るエリアへ、気づくと足元も気持ちぬかるんでいます。 どうやらこのあたりは湿地帯になっているようです。
山、平地(草地)に続き湿地まであるとは、多種多様な面を見せてくれますね。
富士山の眺望。
山を登ると片瀬山方面が一望できるスポットです。天気が良いと富士山が見えるようなのですが、この日はモヤがかっており輪郭がうっすら見えるような見えないような…。
▲ 残念ながら富士山見えず
次は相模湾の眺望へ。
さらに山道を登ります。後半はプチ登山といった感じです。この辺は道が狭い上にあちこちに大きな蜘蛛の巣があります、手付かずの自然ということですが、苦手な方はご注意を。
しばらく進むと、森の奥に相模湾が見えました。 ずっと緑なので、急に青空が差し込むととても綺麗に見えます。
▲ 相模湾の眺望
しばらく進むとを小さな階段が見えました。ここが「七里ヶ浜入り口」のようです。 いままでの2つの入口同様いきなり住宅街に繋がります。 コース全体的に整備が行き届いているのですが、要所で手付かずなところも残してあり、山好きも興ざめしない程度でちょうどいい感じです。
▲ 七里ヶ浜入口
相模湾の眺望、その2。
森を抜けるとベンチが見えて、ちょっとした広場になっています。 空の向こうには相模湾、鎌倉プリンスホテル、七里ヶ浜の住宅街が一気に見渡せてとても贅沢なスポットでした。
興味深い自然との出会い。
相模湾でしばらく景色を眺めて、引き続き山道を歩き続けました。差し込む木漏れ日がとても綺麗で気持ち良いです。
歩くに連れてどんどん草が高くなっていきました。森に埋もれそうになっていると大きな小竹林のトンネルが見えました。とても芸術的な形でシャッターを切るのが楽しかったです。
竹林を抜けてふと振り返ると巨大な煙突が! 色やシチュエーションがあまりにも似ていて、まるであの巨神兵の様です。
▲ 木漏れ日が気持ちいい
▲ 竹のトンネル
▲ 巨神兵!?
概ね2時間もかからないくらいのコースですが、適度なアップダウンがあり満足感は十分です。道中には、山、川、草地、湿地の多様なエリアがあり、噂通り行く価値ありのコースでした。
とにかく整備が行き届いているので、小学生くらいのお子様でも安心して歩けるコースだと思います。夏に海でたくさん遊んだ後は、山で大自然に囲まれてみませんか?
鎌倉広町緑地
[ウェブサイト]
認定NPO法人鎌倉広町の森市民の会
http://www.kamakurahiromachi.org/
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