ワンコと一緒にどうぞ! ビーチが見渡せるカフェレストラン「PIGGY’S KICHEN」。
2015年1月にオープンした「PIGGY’S KICHEN(ピギーズ・キッチン)」。ここは80年代に一世を風靡したアパレルブランド「SEA DOG」のショップがあった場所と言えば、湘南ツウにはピンとくるかもしれません。
そう、鎌倉・材木座海岸134号線沿い、目の前にビーチが広がるという抜群のロケーション。ドライブやサイクリングの途中にとても使えるカフェレストランなんです。しかも、ワンコ連れの入店もOK! 海岸や近所の光明寺を散歩するときに寄ってみるのもオススメです。テラス席もあるので、海を見ながら南国気分をゆったりと味わえますよ。
パスタも、デザートもボリュームたっぷり。
数ある人気メニューから、当サイトのレコメンドは4つ。
まずは「釜揚げしらすのパスタ」。しらすはもちろん地元で穫れたものふんだんに使用。「カルボナーラ」も新鮮な食材を使用したボリューム満点の一皿。また、デザートの「フレンチフレンチアイスクリーム」はフレンチトーストの上にアイスがトッピングされ、さらに濃厚なチョコレートソースがかかっています。写真のアイスはシングルですが、ダブルでオーダーすることもでき、これが今とても人気なのだとか。
▲「釜揚げしらすのアルブッロ風」
▲「カルボナーラ」
▲ 人気の「フレンチフレンチアイスクリーム」
サイパンのローカルフード「チャモロプレート」をぜひ!
そして最もオススメなのが、モーニングメニューの「チャモロプレート」。チャモロとはサイパンをはじめとするミクロネシアの先住民のこと。彼らが日常的に食べているローカルフードをプレートとしてアレンジしたものです。
ポイントはレッドライス。お米と赤い木の実を一緒に炊き込むことで独特の香りとコクが生まれます。それをスパムや半熟の目玉焼きと混ぜながら食べるというのが、ここのスタイル。未知なる味わいにチャレンジしてみては? ちなみにプレートやカップのほとんどがファイヤーキング製で、「古き良きアメリカ」の雰囲気もプラスされています。
店名に隠された恐ろしい(?!)意味とは…
オーナーの平井昌一さんは国分寺市出身で、2年ほど前に湘南にやってきた移住組です。
約20年間の会社員生活を経て「次の20年は、海と関わりながら好きなことをやってみたい」と決断。しかし、以前からヨットのクルーとして、またサーフィンを通じてこのエリアには愛着があったそうです。
「移住先としてサイパンなど、いろんな候補がありましたが、やはり湘南のカルチャーに惹かれましたね」
▲ お店の前に、3台まで車を止められます♪
▲ オーナーの平井昌一さん
▲ のんびりとした空気が流れている店内
店名は平井さんのニックネーム「メガネ豚」(!)にちなんで。子豚を英語で言うとピギー。なんともユニークかつ自虐的……と思いきや、「PIGGY’S」としているところに秘密が。
そう、これは「子豚たちのためのキッチン」というもうひとつの意味となります。つまり、ここを訪れるお客さまたちこそが子豚になってしまう、というなんとも恐ろしい発想なんです。
▲ 風を感じられるテラス席も
▲ お店の前は材木座海岸。絶景です
「だから、ウチの料理は基本的にボリュームたっぷりで、高カロリー。でもお食事の後は材木座海岸でお散歩して、カロリーを消費してくださいね」。ワンコを連れて、がっつり食事をとり、海を眺めながら身体を動かしてみる。そんな一日もいいかも知れませんね。
PIGGY’S KITCHEN(ピギーズ・キッチン)
こちらのお店は閉店いたしました。
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