一度食べたらやみつきに! 周囲の期待に応えて始まったマフィン屋さん。辻堂「ME BAKE」

辻堂駅西口から徒歩1分、SNSで話題のマフィン屋さんが2019年6月に開店しました。お店をオープンする前からレストランやイベントで販売しており、既に大人気。ファン待望のお店です。

開店時間になるとお店のinstagramにその日のラインアップが載せられ、お昼過ぎには「すべて売り切れました!」と連日投稿されるほど大人気の「ME BAKE」。SNSでは「今日も買えなかった~」なんて声もちらほら。そんな人気店の理由を知るべく、オーナーの塩塚さんにお話を伺ってきました。

まるで海外! テンションが上がる可愛い店内

目を引くピンク色のポップなお店に入ると、店内にはすでに数組のお客様がいらっしゃいます。開店直後にも関わらず、残り少なくなってきているマフィンもちらほら。さっそくお店の人気ぶりを目の当たりにしました。店内は360度ポップでカラフル。ショッキングピンクや花柄など、きゅんとする色とりどりの壁紙が組み合わされています。「ここに来ることで気分上がり、少しでも非日常を感じて頂くことができれば」という、塩塚さんの想いが込められています。

一度食べたらやみつきに! 中毒性のあるマフィン

マフィンは毎日11~12種類が並びます。オープン当初から人気の3種類(ダブルチョコレートオレオ・ブルーベリーレアチーズ・カリカリ胡桃キャラメル)は、毎日出しているそう。

ダブルチョコレートオレオは温めると中のチョコレートがとろけてフォンダンショコラのように。冷やして食べると冷たい生チョコのようで夏にぴったり。トッピングのオレオのザクザク感も合わさり、これまで食べてきたマフィンの常識を覆します。

そんなマフィンはファンの方々に、「中毒性がある!」と言われているそう。冷蔵冷凍で日持ちするので、自宅のストック用にたくさん買って行かれる方も多いのだとか。確かに、この味、くせになります。

「食べることが大好きで、美味しいものに貪欲なんです」と塩塚さん。材料へのこだわりは”とにかく食べて美味しいと思うもの”だそうで、産地やオーガニック等にこだわるのではなく、美味しいマフィンを極めるための材料を選び、これまで色々と試行錯誤してきました。

その中の特徴の一つが、あえてお菓子の定番バターでなく、マーガリンを使用していること。マーガリンを使用することで生地にふわっとした食感がうまれ、軽やかな口当たりに。ペロリと平らげることができます。

ファンに愛され今に至り、これからも期待に応えていきたい

元々色々な飲食店で働いていた塩塚さん。そこでご主人と出会い、「自分たちでお店を持ちたい」という夢を二人で温めていました。そして2016年に始めたのが浜見山のダイニングカフェ「シオサン食堂」。このお店をやりながら、キッチンカーでイベントに出店したりもしていました。

そんなある日、あるイベントで、「スイーツ出せない?」と言われ、勢いで「出せます!」と宣言をしてから何ができるか考え始め、出してみたのがこのマフィン。そのときをきっかけにお店で販売するようになりました。しかしある時マフィンを作り続けることが大変になり、辞めると宣言。”ラストマフィン”として注文を受け付けたところ、なんと900個ものオーダーが! 予想をはるかに超えるファンからの反響と、「やめないでほしい」という要望に応えるべく、「お休みします」に変更。ちょうどいい物件があればマフィンのお店を始めたいと考えるように。

  • キッチンカーで出店する「シオサン食堂」

それから半年後、現在の物件が見つかり、晴れてオープン。昔からの根強いファンの方や、噂を聞きつけた方々がこのマフィンを求めて訪れています。

これまで食べたことがあるマフィンとは違う、ここでしか手に入らないくせになる美味しさ。そこには食べてもらう人に対する塩塚さんの熱い想いが詰まっていました。

  • 店長の塩塚さん

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