鵠沼海岸の新名所、手作りパンとカフェのお店「Quinto」
2018年5月9日にオープンした、手作りパンとカフェのお店「Quinto(クイント)」。オリンピック開催や住みやすい街として注目度が高まり、“より幅広い年代のお客さまにご利用いただけるお店が実現できるのでは”という想いを胸に、横浜市の磯子から鵠沼海岸に移転してきました。
こちらのお店は、東京都内を中心に展開している「トラスパレンテ」の系列店で、Quintoは5店舗目。系列店にはそれぞれのお店にコンセプトがあり、移転を期に“鵠沼海岸”を意識して作られたとのこと。今回はその想いを、店長の椛山秀樹さんに伺いました。
「鵠沼海岸らしい、洗練されたお店にしたかった。」
Quintoは鵠沼海岸駅から徒歩3分のところにある、お洒落なテラスが目印。他の地域にも系列店はありますが、この広い外テラスは鵠沼海岸ならでは。海がそばにある生活を楽しむ、このエリアにぴったりの空間です。
広々とした店内は、木材とアイアンを基調としたインテリアに配管むき出しの天井、といたってシンプル。当初は海が近いため、カラフルで賑やかなお店にしようとも思ったそうですが、鵠沼海岸には洗練されたイメージがあったため、スタイリッシュな雰囲気で仕上げられました。
お店をオープンしてから、お子さんを連れてご来店されるお客さまが多くいらっしゃったため、最近キッズスペースも設置したのだそう。お子さんを見ながらお母さまがゆっくりできるよう、またお子さんも楽しんでご来店していただけるように、という想いで作られたそうです。
「焼き立てにこだわる」
店頭に所狭しと並ぶパンは、すべて店舗内製造。焼き立てを楽しんでいただくために、こまめに少量を焼き上げるのだとか。店内には焼き立てパンの良い香りが漂います。人気のパンは、フルーツの乗ったお手頃サイズのデニッシュ。サクサクとしたデニッシュ生地に、季節のフルーツをトッピング。手軽に食べられますが、しっかりとボリュームもある一品です。
パンのほかにも、ピッツァやハンバーガーも!
ピッツァやパニーニは注文が入ってから焼き上げるため、本格的な味が楽しめます。ピッツァの一番人気は、定番のマルゲリータ。女性人気はゴルゴンゾーラとはちみつのピッツァで、香ばしい釜焼きの香りがするピッツァ生地にチーズとはちみつが乗った濃厚な味わいのピッツァです。野菜やアボカドを挟み込んだ食べ応え満点のハンバーガーも、注文が入ってから作られます。目の前で焼き上げられる160gのパティは、しっかりと肉感があって旨みがたっぷりなのはもちろんのこと、こだわりのバンズに負けないくらいの存在感が楽しめます。
また、系列店の中では初めてビールサーバーを導入。テラス席で生ビールを楽しみながら、焼き立てのピッツァやハンバーガー……最高ですね!
ガラス越しに作るところを見られるため、見ながら待っているとより一層わくわくします!
ゴルゴンゾーラとはちみつのピッツァ
パニーニ
ハンバーガー
「これからも、地域のお客さまに寄り添ったお店作りをしていきたい。」
「これからも美味しいパンはもちろんのこと、お子さんが一人でもご来店いただけるような安心できる町のパン屋さんにしていきたい」と語る椛山さん。
実は椛山さん、12月25日に副店長さんとご入籍をされるのだそう。お二人ともお近くにお住まいということもあり、“地域に根付いたお店にしていく”という想いは人一倍です。取材に伺ったこの日も、クリスマスの飾り付けの位置を「ここでいいかな? どうかな?」とスタッフの皆さんと一生懸命考えていらっしゃいました。その様子を見て、温かい気持ちをもらって帰ることができました。皆さんもぜひ、訪れてみてください!
店長の椛山さん(左)と副店長さん(右)
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