湘南の絶景を見渡しながら、新たな門出を祝う 「湘南平フォトウェディングプロジェクト」

箱根の山々に三浦半島、一面に広がる湘南の海と遠くには房総半島まで望む、最高の眺望を楽しめる平塚・湘南平。「神奈川の景勝50選」にも選ばれる有数の景勝地で、一生の記念となるウェディングフォトを収め、絶景とともに美味を楽しむ。そんなメモリアルなイベントをサービスしているのが「湘南平フォトウェディングプロジェクト」です。

より手軽でオリジナルな結婚式を

この企画を立ち上げたのは、フリーアナウンサーでありウェディングプランナーでもある竹本有希さん。ブライダル業界に長く携わり、数々の司会やプランニングを行うなかで、竹本さんはパターン化しつつあるウェディングに疑問を感じたそうです。

「ある程度決まった型に則って粛々とプランがこなされ、しかも膨大な時間とお金がかかる。もっと人それぞれに合ったスタイルがあるべきなんじゃないかと思いました」と竹本さん。現在結婚式にかかる費用は約360万円(神奈川県平均)ともいわれ、あまりの高額に挙式を断念する方も増えているといいます。そこで「より手軽に、予算に応じて式を挙げられないか」ということから「湘南フォトウェディングプロジェクト」が始まりました。

  • ▲仕掛け人の竹本有希さん

  • ▲カメラマンの鈴木圭介さん

生まれ変わった湘南平

そこでふと思いついたのが湘南平というシチュエーション。自身が平塚出身ということもあり、子供のころから湘南平には親しんでいたといいます。「平塚の子どもたちは幼稚園、小学校、中学校の遠足などで、必ず一度は足を運ぶ場所。またデートでも一度は行ったことがあるはずです。でも何故か、大人になってからは足が遠のいてしまうんです」と竹本さん。

以前から恋人たちのスポットとして夜景がキレイと評判ではあったものの、決して快適とは言い切れなかった湘南平。しかし最近は植栽の伐採や整備が行われ、以前とは比べものにならないほどの見晴らしと居心地のよいスポットになりました。

  • ▲以前は草が覆い茂っていた場所もキレイに

さらにこの地に魅力を加えたのが、2年前にオープンした山頂の「湘南平展望レストランflat」。絶景を眺めながら、平塚の地の野菜をふんだんに使用した四季折々の美味を堪能できると評判を呼び、今や多くの方が訪れる人気スポットになりました。

「こうした場所を活かさない手はない」。そこで竹本さんはカメラマンの鈴木圭介さんとレストランの協力を経て、このプロジェクトを立ち上げたのです。

  • ▲オープン3年目を迎えるレストランflatのチーフ、相原未沙さん

予算もプランも手軽にアレンジ

「湘南平フォトウェディングプロジェクト」は、何といっても予算に応じたオリジナルなプランニングが可能なこと。20名で総額20万円台〜というお手ごろな価格で、新たな門出を祝う素敵なひとときを過ごし、写真として思い出を残すことができます。

レンタル衣装を使用してもいいし、カジュアルな服装でもOK。ウェディングプランナーである竹本さんと相談しながら、一緒になってプランを一つひとつ組み上げていきます。

第1号カップルは大成功!

そして遂に昨年11月、このプロジェクトの第1号のカップルが誕生しました。利用されたのは平塚市に住む青柳さん夫婦。奥さま沙織さんの実家がある山形で式を挙げたが、自分たちが住む地元・平塚でもお披露目をしたい。そんなお二人にとって、このフォトウェディングはぴったりのプランだったそう。

「“私たちがこれから暮らしていくのは、こんな街です”と、山形から来た両親に海も山もある自慢の街を湘南平からすべて見てもらいたかったんです。また湘南平は自宅からも見える場所なので、湘南平を見るたびに記念日が想いおこされるのもうれしいですね」(青柳さん)

家族や親戚、気のおけない友人や知人とともに、湘南全体を見渡しながら美味に舌鼓。そして湘南平を知り尽くした平塚出身のカメラマンのアテンドのもと、湘南の海と山をバックに1枚、ヨーロッパのガーデンウェディングを思わせる写真を1枚と、次々に記念すべき1コマがカメラに収められ、参加者すべてが笑顔になる素敵な時間を過ごせたということです。

人生の新たな門出に、記念の1枚を

これから結婚式を迎える方はもちろん、出産などさまざまな都合で式を挙げられなかった方、また金婚式・銀婚式など人生の節目を迎える方など、型にとらわれることなく利用できる「湘南平フォトウェディングプロジェクト」。その美しい景色や仲間たちと過ごす幸せな時間は、その瞬間を収めた写真とともに一生心に刻まれるメモリアルなひとときになることでしょう。

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