気分はまるでパリジェンヌ!? 個性豊かな“本物のパン”を湘南・藤沢で味わおう!

都内各地に有名店が続々進出し、ここ湘南でも『湘南T-SITE パンまつり』が開催されるなど、最近はパンの人気が急上昇中。「おいしいブーランジェリー(パン屋さん)が自宅の近くにある」というフランス人の幸せが、日本でも徐々に広まりつつあります。

そんな中、本場フランス仕込みのバリエーション豊かな味わいが堪能できるパン屋さんが湘南・藤沢にあるのをご存知でしょうか? 湘南マダムを中心に人気を集める「マダムルージュ」のラインナップから、30種類以上の個性あふれるパンの中からオススメをピックアップしてご紹介します。

駅から歩いて5分のブーランジェリーで、“本物のパン”を。

都内のパン屋さんやホテルのベーカリー、そしてパリでの修業を経て、できる限り無添加で作る“本物のパン”を提供するオーナーシェフの土屋さん。彼のモットーは「La passion du bon pain(情熱はパンの中に)」です。

店名の由来は土屋さんの奥様の名前から。黒を基調としたシックな外観に、赤のカーテンや文字がアクセントとなっている佇まいは、まるでパリの街角にあるブーランジェリー。

  • ▲ 藤沢駅北口から徒歩5分! スタイリッシュな外観が特徴的です

藤沢駅北口から歩いて5分という好立地にあり、雨の日でも多くの人々で賑わうマダムルージュ。ドアの先には、エレガントなキャプリーヌと花柄のタイトなワンピースを着た気品あふれるマネキンがお出迎え。

ちなみに、店先に置かれたテーブルとベンチでもパンを召し上がれます。天気のいい日には日向ぼっこが気持ちよさそうですね。

焼き上がりのピークである11〜12時になると、定番のバゲットやクロワッサンに、色とりどりのフランス風サンドイッチ「カスクルート」やスイーツパンなど、なんと30〜40種類が勢揃い。土屋さんがパリでの修行時代に出会った感動を再現しているといいます。

「発酵」「熟成」というプロセスに重きを置き、オーガニックショートニングを使用するほか、パンの中身やソースなどもできるだけ手作りするなど、個店ならではの手間と愛情をかけて創られる作品たち。 卵・乳製品不使用のものもあり、アレルギーの方でも安心して召し上がっていただけます。

  • ▲ フランスの伝統的な製法で作り出す「バゲット・ルージュ」や、自家製酵母のみで発酵させた「カンパーニュ・トラディション」

すこし広めな店内にあるショーケースは、まさに宝石箱。

パリジェンヌのランチに欠かせない存在「カスクルート」。フランス語で“簡単な食事”“軽食”“弁当”を意味しますが、女性なら1つ食べればお腹いっぱいに。味の決め手は、フランスの伝統的な製法を駆使したバゲット。バリパリとした食感に加え、ミルキーな甘みとヘーゼルナッツの香りが楽しめます。

バルサミコソースで仕上げた生ハムと旬のイチジクや、バジルオリーブオイルに付けたサバを豪快に使った「サバのカプレーゼ」など、その他バラエティは実に豊富。 バゲット・ルージュにお好きな食材を挟んで、オリジナルカスクルートを作っても楽しそうですね。

  • ▲ 1つでお腹いっぱいに! フランス風サンドイッチ「カスクルート」

  • ▲ 「サバのカプレーゼ」

  • ▲ 生ハムと旬のイチジクを使った一品も

一口食べれば、虜になるマダムルージュのスイーツパン。

香り高いほうじ茶の苦みや旨みがしっかり味わえる「ほうじ茶のクリームパン」や、北海道産あずきの小倉餡を使った「塩バターあんぱん」など、ふわっと軽くてしっとりした生地と絶妙なアンサンブルを奏でます。

バターの芳醇な香りが幸せにしてくれる「スコーン」は、お好みでジャム、クロテッドクリーム、はちみつ、クリームチーズ、ホイップクリームが選べるなど楽しみ方は様々。 特別な時も、日々のご褒美にも、マダムルージュのスイーツパンで心も体も笑顔になれるでしょう。

  • ▲「ほうじ茶のクリームパン」と「塩バターあんぱん」

「海や山、観光地、気の合う仲間.…湘南にはすべてが揃っています」というオーナーの土屋さんは、お子さんが生まれたのをきっかけに都内から湘南に移住しました。休日は仲間たちと一緒に趣味のサーフィンや柔術を楽しんでいます。

土屋さんの情熱はパン作りだけでなく、店づくりにも。お店で働いているのは近隣のママさんが多く、主婦や子育てをしている人々が働きやすい環境づくりにも努めているそう。

安心して食べられる「心も体も笑顔になるパン」を毎日焼き上げる、情熱と笑顔に溢れた「マダムルージュ」。バゲットやクロワッサン、食パンなど、シンプルで食彩豊かなパンの数々をどうぞご堪能ください。

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