湘南ランチに、由比ヶ浜を眺めながら激ウマ炭火焼ハンバーガーをいただく。プチ贅沢なひとときを「good mellows」で。

鎌倉・由比ヶ浜、国道134号線沿いにあるハンバーガー専門店「good mellows(グッドメローズ)」。道路を挟んだ目の前には公園、さらにその奥には海原が広がるという、実に湘南らしいロケーションに佇んでいます。

ここのこだわりは、全てのパティを炭火で焼き上げていること。味付けは塩コショウと隠し味にBBQソースを少し入れて肉の旨みを殺さないよう肉の味に沿って輪郭をつけるように味付けしています。

お肉から滴る肉汁と油が炭に垂れて白い煙が立ちこめ、その煙がパティに当たることで味に変化が加わり、またそこにスモークチップでオープンスモークすることでさらに旨みを増す手法だそうです。

バンズは地元鎌倉で作られている少しハードなタイプを使用。トータルでクラシカルなスタイルを追求しています。

炭火焼ベーコンとチーズの絶妙なコラボ。「ベーコンとコルビージャック」。

一番人気は国産の厚切りベーコンを大胆に挟み込んだ「ベーコンとコルビージャック」。もちろんこれも炭火焼きです。

運ばれてくると、香ばしい薫りがたちまち鼻をくすぐります。その上には塩気とコクがあるチェダーチーズとミルキーで口当たりのまろやかなモントレーチーズのハーフ&ハーフ。人気のコルビージャックチーズがたっぷり。お肉のフレーバーとチーズの濃厚さがあいまったここオリジナルの一品です。

サイドメニューも充実。編集部のおすすめは…

鶏肉の手羽を素揚げした「バッファローウイング」がオススメです。アメリカでは定番のおつまみです。それにゴルゴンゾーラソースをディップしていただくのがグッドメローズ流。合間に付け合わせのセロリを食べれば口の中がさっぱりします。ぜひお試しあれ。

また、衣が香ばしい「オニオンリング」もご一緒に。噛むたびにパリパリと、味はもちろん軽快な音も楽しめます。その他、季節のアイスクリームやサンディエゴのクラフトビールもいただけます。

店内のBGMは季節や時間帯、天候などにマッチするものを上原さんがセレクト。また、アーティストたちと一緒になって描き上げた大きなウォールペイントやウッディーな内装など、アートやインテリアのセンスも抜群です。

ミュージックパーティーも定期的に開催。夏には屋上でBBQも!

また、数ヶ月に1度、「ミート・アンド・ミュージック」をテーマにしたパーティーを開催。お肉と音楽(生音を中心とした楽曲のみなんだとか)、それら両方を一気に堪能することができます。夏には屋上でBBQパーティーも開かれるそうです。

「習うよりは食べ尽せ!」の精神でハンバーガーを徹底研究。

オーナーの上原さんは生まれも育ちもこのエリア。父親がかつて飲食店を経営していたこともあって、早くから多くの食に触れてきました。その中で最も好きになったもののひとつがハンバーガーだったそうです。料理としてはもとより、そのビジュアルにも強く惹かれたんだとか。

開業に先立って「習うよりは食べ尽せ!」そんな信念のもと、50軒以上のハンバーガーショップに足を運びました。一日3店回ったときもあったとか。そして、上原さん独自の味とスタイルを確立。2009年6月にオープンする運びとなりました。

上原さんの心の中にある2つのリスペクト。

炭火焼を選んだのは、もちろん美味く仕上がるからという理由です。さらに、本格的なハンバーガーを日本に広め、ひとつのジャンルを作った先輩たちへのリスペクトがあるからだともいいます。「彼らと同じようにやってはいけないと思っています。だから、一番手間のかかる炭火を使い、遠回りしながらハンバーガーを作ることがリスペクトにつながると考えました」。

そして、上原さんにはもうひとつのリスペクトが。それはかつてこのエリアにアメリカ西海岸のカルチャーを持ち込んだ人々に対してです。

以前はこの地域は漁師町で、現在、公園となっている場所には銭湯があったとか。そんな場所にサーフィンを始めとするカリフォルニアの文化を持ってきて根付かせたからこそ、現在の湘南につながっているのです。「だから、彼らへのリスペクトを込めて、しらす屋さんではなく、ハンバーガーショップにチャレンジしたんです」。

ハンバーガー、そして湘南への愛がたっぷりつまったここで、程よい(グッド)豊潤な(メロー)な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。メニューやロケーション、イベント情報など、詳しい情報はお店のFacebookをチェックしてみてください!

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