湘南にゴスペル旋風!子連れママも大歓迎!「湘南ゴスペルWAVE」

アメリカの黒人社会の歴史と文化が刻んできた“魂の歌”「ゴスペル(Gospel)」。日本では映画『天使にラブ・ソングを…』(1992年公開)がきっかけで広まり、音楽業界に大きな影響を与えました。今では仙台、横浜、目黒、九州など全国各地でイベントが開催されるなど、ゴスペルは着実に日本で根付いてきています。

その波が湘南・鎌倉、辻堂にも! これまでに日本テレビ「スッキリ!!」やルイ・ヴィトンのイベントに出演したほか、湘南を中心にさまざまなイベントでパワフルな歌声を披露する「湘南ゴスペルWAVE」(以下、SGW)。ゴスペルの魅力を探るべく、SGWのゴスペル教室におじゃましました。

JR鎌倉駅東口から徒歩5分! 鎌倉の自然の中でゴスペルを。

四季折々の自然が美しい鎌倉。観光客で一際賑わうJR鎌倉駅東口から徒歩5分、閑静な住宅街に佇む「鎌倉婦人子供会館」は、長きにわたり文化教養、健康増進、福祉の発展に寄与し、地域の人々や子どもたちに愛されてきた場所です。そんな鎌倉市民の拠り所で、月2回(第二・第四木曜日)ゴスペル教室を開催しているSGW。第二・第四金曜日は、辻堂駅前にあるテラスモール湘南のJEUGIAカルチャーセンターでも開催しています。

レッスンはクリスチャンでなくても、英語が得意でなくてもOK! 歌うことが大好きな30〜40代の女性を中心としたメンバーが続々と集まり(男性もテナーとして大活躍中!)、教室は熱気で溢れています。SGW主宰・講師である東海林美名先生の、まるで地面からパワーを集めて発するような大きく迫力のある掛け声に合わせ、ストレッチやウォーミングアップが始まりました。

もっと個性を! ゴスペルで出会う、新たな“自分”。

この日の課題曲は、「Santa Claus Is Coming To Town(サンタが街にやってくる)」、「Shake The Foundation」、「君は愛されるために生まれた」。ソプラノ、メゾソプラノ、アルトに分かれ、発声や英語の発音について細かく指導を受けながら歌います。中でも印象的だったのは「もっと個性を出して!」という東海林先生の言葉。他者と合わせて歌う“合唱”とは異なり、“自分らしさ”を見つけ、磨き、表現するゴスペルの奥深い魅力を感じた筆者は、課題曲を一緒に口ずさみながら取材を続け、密かにSGWに仲間入りしたかのような錯覚を楽しみました(笑)。

  • SGW主宰・講師の東海林先生(左)

「グローリー・ゴスペル・シンガーズ」のロビーコンサートに出演決定!

12月24日(月・祝)に行われる全米トップゴスペルグループ「グローリー・ゴスペル・シンガーズ」の来日コンサート(府中の森芸術劇場どりーむホールにて開催)のロビーコンサートに出演することが決まり、そこに向けて猛特訓する生徒さんたち。自宅では、SGWのホームページ(メンバー専用ページ)で課題曲のパート毎の音源を聴きながら自主練にも励んでいるそうです。

子連れウェルカム! お子さんと一緒に歌って踊って楽しもう!

10月21日に開催されたイベント「長谷の市」(鎌倉市)では、長谷寺の境内で“初”のゴスペルパフォーマンスを成功させたSGW。取材した日は、その観客だった方がSGWの歌声とパフォーマンスに魅せられ、お子さんを連れて体験にいらしていました。お子さん連れでもそうでない方も、一緒に楽しめるアットホームな空間がSGWの自慢の一つなのだとか!

「SGWのポリシーは、“子連れウェルカム”! 10年前の結成当初からこのポリシーを貫いています。赤ちゃん連れで気軽に参加できる場を創りたくて、鎌倉と辻堂に教室を立ち上げました。お子さんと一緒にゴスペルを楽しみ、親子共演の夢を叶えた方もいらっしゃいますよ。」と語る東海林先生。

湘南地区で10年指導! ゴスペルの本場ニューヨークで培ったノウハウを。

東海林先生は国立音楽大学声楽科を卒業後、日本のゴスペルシンガーの第一人者であり、カリスマボイストレーナーの亀渕友香さんに師事。ジャズシンガーの道を選び、ライブハウスやホテルラウンジ、CMソングなどで活躍されたそうです。

1998〜1999年には、ジャスの勉強のために渡米。ニューヨークでジャズやR&B、ヒップホップなどのルーツであるゴスペルに出会い、すぐさま魅了されてしまったのだそう。そこからプロフェッショナルゴスペルクワイヤ「The Harlem Gospel Choir」のオーディションを受け、見事合格。アメリカ東海岸ツアーや日本ツアーに参加しました。帰国後、ゴスペルの本場で培ったノウハウと歌う素晴らしさを伝えようと自身のクワイヤ「湘南ゴスペルWAVE」を設立します。以来、湘南地区で10年にわたり指導を続けているそうです。

あなたの輝く人生を応援する「湘南ゴスペルWAVE」。

「生徒さんたちには、どんどんステージに立ってほしいと思います。一度のステージで学ぶべることは、10回分の練習に相当しますから。」と話す東海林先生。イベント出演の経験を重ねるたびに、仲間との絆が深まるだけでなく、自分を好きになり“自信”が持てるようになるのだとか。(ダイエット効果もあるそうです!)

「ゴスペル(Gospel)とは、神の言葉、福音という意味。神様に捧げる歌で、すべての人への愛を歌っています。そんな大切な意味や意義があるゴスペルは、歌っていると心が浄化され、なんだか良いことがありそうな気がするんです。」と笑顔で語ってくれました。

湘南にゴスペル旋風を巻き起こすSGW。“歌も人生も、一人一人がソリスト(独唱者)”、あなたの輝く人生を応援するアットホームなゴスペル教室で歌ってみませんか。いつもと違う、“新しい自分”に出会えるはず。

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