一面に広がる幻想的な世界。江ノ島のパワースポット・岩屋に行ってみよう!

季節を問わず、多くの観光客で賑わう江ノ島。実は、湘南屈指のパワースポットがあるというのはご存知ですか? 古くから今日に至るまで景勝地として親しまれている江ノ島ですが、参詣地としての顔も持っています。江島神社からはじまり、島内には数々の神社が点在。そして、その最終目的地となるのが「岩屋」です。

そんな岩屋も、冬の時期にはイルミネーションでライトアップ! ということで、実際に足を運んでみました。

ロウソクを持って洞窟へ。奥には江ノ島随一のパワースポットが…

湘南の海が立てた波に少しずつ侵食されて出来上がった岩屋。弘法大師が弁財天の姿を見、源頼朝が戦勝祈願に訪れるなど、様々な逸話がある場所で、江島神社発祥の地としても知られています。

こうした伝承がある第一岩屋は非常に薄暗いので、洞窟に入る前には手持ちの灯りを渡されます。長らく閉鎖されていた洞窟に入っていく……というのは、まるで冒険ですね!

天井が低く、身をかがめて移動しなければならないところもあるので、頭上に注意しながら進みましょう。奥まで進んでいくと江島神社発祥の地にたどり着きます。非常にこぢんまりとしていますが、厳粛なムードが漂うのを感じられます。

帰り道はだんだんと明るくなっていきますが、ここで視線を上に向けてみましょう。島の地層に沁みわたり、長い時間をかけて滴り落ちる雨水がカバーを打ちつけています。かなりの量が滴り落ちてきていましたが、受付の人曰くこの日は少ないほうで、雨の日の後に行くともっとたくさんの雨水が落ちてくるんだそう。

  • ▲ 洞窟の奥には江島神社発祥の地が

  • ▲ 雨水が長い時間をかけて沁みています

第二の洞窟には幻想的な世界が! 島のルーツともいえる伝承が伝わる場所。

ところ変わって、第二岩屋へ。入口の階段を下ってすぐ、一面に広がるイルミネーションがさっそくお出迎え!

洞窟いっぱいに張り巡らされたイルミネーションが見られる第二の洞窟には、「天女と五頭竜」という伝承が伝わっています。

江ノ島からも程近い鎌倉・深沢の山中に5つの頭を持つ竜の悪霊がおり、子供を生贄にとるなど住人を苦しめていました。ある日、海の上に雲がかかると天地が激しく揺れ動き、天女が現れると天気が回復。そしていつの間にやら島が出来ていたそう。

天女に魅せられた5つ頭の竜が結婚を申し込むと、「悪事を止めるまでは」と断られてしまいます。しかし、やがて竜は改心して天女と結ばれた……というのがあらすじ。ちなみに、天女が現れた後に出来た島が江ノ島で、この天女は江ノ島に祀られている弁財天といわれています。

  • ▲ イルミネーションが張り巡らされています

  • ▲ 洞窟の奥には竜の像が

数々の伝承が伝わる岩屋、そしてそれを彩るイルミネーション。このふたつが織りなす厳かさと煌きが空間いっぱいに広がっています。

個人的には夕方少し前に入るのがおすすめ。パワースポット探検の後は、稚児ヶ淵で夕陽を見るもよし、もしくはシーキャンドルに登るもよし。あるいは島中に住んでいるネコと戯れるのもいいでしょう。冬には島中でイルミネーションが見られるので、帰り道も楽しみが尽きませんね。

江の島岩屋

神奈川県藤沢市江の島2-5

※イルミネーションの実施は12月31日(土)までです。

[開業時間]
9:00〜16:00
※季節によって異なります。

[入洞料]
おとな(高校生以上)500円
こども(小・中学生)200円
※20名以上は20%割引となります。

※繁忙期は、第一の洞窟でのロウソク貸し出しを中止する場合があります。

ライター情報

akira suematsu

akira suematsu

湘南生まれ湘南育ちの純・湘南ボーイ。 学業、趣味などで国内外あらゆる処を訪ねてきたが、最も安らぎを覚えるのは鵠沼の海。ここまで言っといてサーフィン経験はない。ただ、交友関係にサーファーが増えつつあるせいか、最近はちょっとずつ影響されている。 まだ見ぬ湘南の魅力、そして多様なライフスタイルのあり方を求めて、ペンとカメラを両手に行動範囲を拡大中。

WAVE